74年の1stより。イタリアを代表するグループであり、伊ジャズ・ロック屈指の傑作。フリオ・キリコの超絶ドラムをはじめ、すべてのパートがテクニック抜群。さらに、イタリアらしい叙情美やたおやかさもあり、緩急自在の構成も見事。イタリアならではの魅力に溢れた名曲。
イタリアを代表するジャズ・ロック・グループ。73年の代表作2ndより。イタリア人ならではのセンチメンタルなリリシズムと、SOFT MACHINEやNUCLEUSなどカンタベリー・ミュージックとの出会い。
伊ジャズ・ロックの名グループ。73年作の1stより。イタリアらしくシャープに細かく刻まれるリズムの上を、SOFT MACHINEを彷彿とさせるサックスとエレピが理知的にフレーズを組み立てる。チェロが入ってくると、一挙に不穏に混沌に。イタリアならではの小宇宙を描く。
イタリアのサイケデリック・ジャズ・ロックグループの73年デビュー作。インストゥルメンタルで構成されたその内容は、テクニカルでせわしないリズム・セクションとよく動くベースが印象的なサウンドであり、サックスやチェロが彩りを添える作風となっています。中でも個性的なのはエレクトリック・チェロの超絶技巧を駆使したスリリングなソロであり、心地良く歪みながら鋭いパッセージを連発し、バンド全体にもエレクトリックな質感を与えています。またバンド全体を見ても、通常のジャズ・ロック・アンサンブルは登場するものの、実験的要素を感じるセクションや、アヴァンギャルドに通じるフリー・フォームなセクションも目立っており、唯一無二の個性的なジャズ・ロック作となっています。