元々はシャンソン系を得意とした歌手としてスタートし、時代に反応するようにプログレッシブな作風へ化学変化を起こしたアーティストの79年4th。基本的な音楽性はハ−ド・ロック然としたパワフルなものですが、EMMANUEL BOOZの歌声は荒々しい声を響かせながら同郷ANGEのようなシアトリカル・ロックとして聴くことも可能なほどに主張します。また、特筆すべきはMAGMAへの参加でも良く知られている名ヴァイオリン奏者であるDidier Lockwoodが参加し、その超絶技巧を披露している事でしょう。シンフォニックな旨みや、ジャズ・ロック的なスリリングさも内包させた凄まじい1枚です。
68年2nd、『イン・ロック』『マシン・ヘッド』へと続く栄光のバンド史において、もっともっと語られるべき確かな一歩
1,990円(税込2,189円)
フランスが誇る名ヴァイオリニストDidier Lockwoodの参加作品を探求!
名手Jean Luc Pontyにも匹敵するフランスの偉大なヴァイオリニストDidier Lockwoodの名演を振り返ってまいります。
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