70年代に結成され、84年にアルバムデビューして以来、05年までに5枚のアルバムをリリースしたアメリカン・シンフォニック・ロックの長寿バンド。Key奏者とドラマーのLeonard兄弟がバンドの中心ですが、ドラマーのGlennが2013年に死去したことにともない制作された彼へのトリビュート作品であり、Key奏者のKevinがバンド最終作と公言する2015年作6thアルバム。ピーター・ガブリエル期のジェネシスから大きな影響を受けており、2015年の作品とは思えないヴェールに包まれたような温かみあるアナログ・ライクなサウンド・プロダクションとともに、70年代直系のファンタスティックなサウンドが印象的です。全編ドラム・レスで制作されており、柔らかなタッチで幻想を描くキーボード、繊細なタッチでリリシズムを紡ぐギター、ピーター・ガブリエルを彷彿させるエモーショナルなヴォーカルによる、終始、淡く優美なサウンドが特徴。初期ジェネシスのギタリスト、アンソニー・フィリップスのソロ作品を思わせる牧歌的かつ幻想的な味わいも感じます。ジャケの雰囲気にピンと来たシンフォ・ファンは是非。
BILL BRUFORD'S EARTHWORKS/LIVE: STAMPING GROUND
Bill BrufordがBRUFORD解散後に結成したリーダーグループ、92年のライヴ音源を収録
1,045円(税込1,150円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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