13年デジタル・リマスター、定価1200。
クリス・ヒルマン、リッチー・フューレイ、J.D.サウザーの3人によるCSNにも匹敵のスーパー・グループ!もう一曲目の「Fallin In Love」を聴いて心踊らないフォーク・ロック・ファンは居ないでしょう!
BYRDS〜FLYING BURRITO BROTHERSのChris Hillman、BUFFALO SPRINGFIELD〜POCOのRichie Furay、EAGLESと交流を持ち、後にソロとしてブレイクするJ.D.Southerの3人によるスーパー・グループ。もう一曲目の「Fallin In Love」を聴いて心踊らないフォーク・ロック・ファンは居ないでしょう。メロウでかつヌケが良いキャッチー過ぎるメロディ、完璧なハーモニー、タイトなアンサンブル。もう笑いが止まらないほどにキャッチー!3人ともソングライターとして超一流で、キャッチーかつ深みもあるメロディはさすが。アメリカらしくヌケの良いフォーク・ロックの名作。
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米国ポップ・カントリーの至宝(4 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
イーグルズもポコも聴かない人間であるのに、なぜかこのアルバムは好きで時々引っ張り出してしまいます。サウザーもフューレイもヒルマンも、もともとはカントリー・フレーバーの強い人たちながら、時折ギター・ミュージックになってしまうところを愛しているのです。初顔合わせに近かったであろう3人が、お互いの良い曲を持ち寄り、セッションを成功させようとした意気込みが伝わってきます。特にサウザーの意欲が高くて、実にいいですね。
ギターの良いところは、実はマナサスのアル・パーキンスが貢献しているのではないでしょうか。キーボード担当のポール・ハリスもいい仕事をしています。そしてドラムズはジム・ゴードン。制作サイドの熱気が分かるようです。コーラス以外は、曲を書いた人の趣味丸出しだったCSNYに比較すると、まとまりが申し分ありません。それに武骨さもそれなりにあって、グレアム・ナッシュ曲の軟弱さは少しもありません。よほどロックンロールです。
活動キャリアが短かったこともあって、JDサウザーのファン以外では知られていないのではないでしょうか。たまにしか日本盤が出てこない印象があります。ウエスト・コースト嫌いのわたしですが、内容は保証します。ザ・バンドやリトル・フィート、スティブン・スティルズのユーザーのかたでしたら特にです。