9128102(OPUS) 【2009年発売CD】
2枚組、デジタル・リマスター、特殊プラケース仕様。
スロバキアのみならず東欧屈指と言うべきグループですね。ギターとキーボードがアグレッシヴなフレーズでせめぎ合う硬派なジャズ・ロックに流麗なフュージョン・タッチも織り交ぜたスタイルが持ち味♪
スロバキアを代表するプログレ/ジャズ・ロック・グループ。80年作の5thと81年作の6thをカップリングした2枚組。ギターとキーボードを中心とするアンサンブルが持ち味で、アグレッシヴなフレーズでせめぎ合う硬派なジャズ・ロック・パート、浮遊感のあるシンセとそこにユニゾンで絡む流麗なギターとによるフュージョン・タッチのパートが聴き所。
MARIAN VARGA & COLLEGIUM MUSICUM/DIVERGENCIE
「東欧のキース・エマーソン」Marian Varga率いるクラシカル・キーボード・プログレバンド、最高傑作と言われる77年のラスト作!
1,590円(税込1,749円)
10ccやコックニー・レベル作品への参加で知られるキーボード奏者、プログレッシヴかつ叙情性溢れるキーボード・プログレの大傑作!
1,200円(税込1,320円)
世界の国々に散らばる魅力あるプログレ作品を求めてカケレコCD棚を巡っていく「世界のプログレ探求紀行!」。今回は東欧・中欧の諸国を巡りながらプログレ盤をピックアップいたします☆
FERMATA『FERMATA』 〜旧チェコスロバキア屈指のグループによる75年デビュー作〜 ユーロ・ロック周遊日記
旧チェコスロバキア(現スロバキア)を代表するプログレ・バンドFERMATAの75年デビュー作『Fermata』をピックアップ!
【タイトル追加】世界のジャズ/フュージョン・ロック特集〜シャープに引き締まったテクニカルかつ流麗な名品集
世界中より、シャープに引き締まったテクニカルかつ流麗なジャズ・ロック作品をセレクトしてまいりましょう。
芸術の秋!プログレの秋!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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フュージョン、クロスオーヴァー路線の傑作(13 拍手)
kobakunさん レビューをすべて見る
80年代に入り、さすがに時代には逆らえず、フュージョン、クロスオーヴァー路線を突き進みます。
6thではサックスも入り、ファンキーさも増してきますが、テクニカルでタイトな演奏はそのまま。
さらに、なぜかエキゾチックでダークな雰囲気もそのままで、何とも摩訶不思議な音色の作品に仕上がっています。
特筆すべきは曲の良さで、2作ともはねるようなアンサンブルと、バックを彩る重厚なシンセの融合は新境地ともいうべき独特の雰囲気をかもし出しています。
こうしてみると、1st、2ndの王道ジャズロック路線、3rd、4thのアンサンブル重視のテクニカル・シンフォ路線、そして、その2つの面を見事に融合した5th、6thと、着実に成長していくバンドの姿を確認することができます。
フュージョン化しても良い(2 拍手)
じゃ、見ろクワイ(笑)さん レビューをすべて見る
80年代初頭の旧東欧のプログレッシヴ・シーンは、これやらSYNKOPYやらSBBやらの作品が依然高い水準を誇っています。フュージョン色が出てきているものの、けっしてお話にならないような感じではない。そしてギターが巧い。当時の旧東欧のほうが西側よりも表現に制約がなく自由だったというのは知るひとぞ知る逆説的逸話です。
待ってました!Fermataファンには御の字のCD(1 拍手)
ike333さん レビューをすべて見る
元Collegium MusicumのギタリストFero Griglakが中心となって結成されたFermataは、2作目で東欧ジャズ・ロックの傑作、4作目でプログレの傑作を発表しています。
本CDは今まで入手困難だった5作目、6作目のカップリングで、Fermataのファンにとっては御の字モノ。
5作目は、バリバリのジャズ・ロック路線に戻っていますが、生ギター中心のラスト直前の曲がなかなか感動的、聞き逃せません。また、6作
目は、エキゾチックなメロディーも出てきますが、基本は、高度な技術に裏付けされたコアなジャズ・ロック/フュージョンのアルバムとなっています。
(どれをとってもハイレベルな作品を出し続けているFermataの今回の再発4組の中での相対的順番を付けるため、敢えて☆3つとしたものです。絶対評価ではありません。)