70年7月のドイツはアーヘン公演を収めたライヴ盤。時期的には、名作3rd『Time Is Near』リリースの直前で、バンドが最も乗っていた時期。音質はクリアとは言えませんが、スピーカーが割れんばかりの音圧でバンドの持つエネルギーが閉じ込められています。メンバーは、キーフ・ハートレイの他、ミラー・アンダーソン(G/Vo)、ゲイリー・セイン(B)、デイヴ・カズウェル(Trumpet)、ライル・ジェンキンス(Sax/Flute)の5人。ミラーのエモーショナルにむせび泣くリード・ギターとソウルフルなヴォーカルはスタジオ盤以上の迫力。百戦錬磨のブルース猛者達が荒れ狂うホワイト・ブルース・ロック決定版!
MIKE BLOOMFIELD & AL KOOPER/LIVE ADVENTURES OF MIKE BLOOMFIELD AND AL KOOPER
ロック史上に残るフィルモアでのライヴ、68年作
1,010円(税込1,111円)
MORTE MACABRE/SYMPHONIC HOLOCAUST
ANEKDOTEN、LANDBERKら北欧シーンの実力派バンドのメンバーによるプロジェクト・グループ、98年作
830円(税込913円)
KEITH TIPPETT GROUP/DEDICATED TO YOU BUT YOU WEREN'T LISTENING
クリムゾンでも異彩を放ったジャズ・ピアニスト、ELTON DEAN、ROBERT WYATT、GARY BOYLEら実力派メンバーが火花を散らす英ジャズ・ロックの名作、71年作
930円(税込1,023円)
50周年連載企画<BACK TO THE 1971>第9回:71年4月に誕生した名盤たち!
今からちょうど50年前、1971年4月にはどんなロック名盤が誕生していたのでしょうか。特に重要な3作品+αをピックアップします!
50周年連載企画<BACK TO THE 1971>第7回:KEEF HARTLEY BAND『OVER DOG』
今から50年前、1971年に誕生した名盤をピックアップ!第7回目は、キーフ・ハートレイ・バンドの4作目『OVER DOG』をピックアップ。
1月17日に誕生日を迎えたミック・テイラーに注目します!
世紀の音楽イベント「ウッドストック・フェスティバル」から50年!ここでは英国から参加したアーティストたちを取り上げていきたいと思います。
これが1970年!?オルタナティブな感性を持ったブリティッシュ・ブルース・ロック選
英国ブルース・ロック恐るべし!?現代にリリースされても違和感がなさそうなほどクールで先進的なブリティッシュ・ブルース・ロックをセレクトいたしましたよ〜。
1969年8月15日に開催された、ウッドストック・フェスティバルの特集です。
本場アメリカ南部で生まれたブルースがイギリスに輸入されて誕生したブリティッシュ・ブルース・シーンを特集。アコースティック・ブルースから、エレクトリック化、さらに「ロック」と融合してブルース・ロック・ムーヴメントへと発展した激動の50年代〜60年代の流れを見ていくことにいたしましょう。
イギリスのブラス・ロック名作をピックアップ!ついでに、ユーロのブラス・ロックも紹介しちゃいますよ〜。
「MEET THE SONGS」 第9回 英ブルース・ロックの名グループ、キーフ・ハートレイ・バンドの1st『ハーフブリード』
「MEET THE SONGS」 第9回 英ブルース・ロックの名グループ、キーフ・ハートレイ・バンドの1st『ハーフブリード』
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干ケースツメ跡あり、側面部に色褪せあり
本場アメリカのリスナーも魅了するなどブルース・ロックを極めたキーフ兄貴がホーン・セクションを導入し、BS&Tやシカゴにも負けないブラス・ロックを鳴らした傑作!
ビートルズ加入のためにリンゴが抜けたロリー・ストーム&ザ・ハリケーンズで彼の後任を務め、名門ブルースブレイカーズでも活躍したいぶし銀ドラマーと言えば?ジミヘンも夢中にさせた、自身のリーダーバンドによる傑作1st!
ミラー・アンダーソンの芳醇なヴォーカル、ヘンリー・ロウザー中心の米ブラス勢にも負けない管楽器、そしてキーフ・ハートレイの野太いドラム。ずばりいぶし銀名品。
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スピーカーが割れんばかりの音圧(2 拍手)
tsさん レビューをすべて見る
というか、音割れてます(笑)。
でもいいんです、ミラー・アンダスンは声量があるのだ。
元々ブート音源なので音質は推して知るべしですが、アンダスンもライナーで書いているように、ようこんなの残ってたわ。44年の歳月を経てオフィシャル・ブートレッグと化したこの実況盤はとても貴重。バンド核の3人プラス二人の金管隊(Galliard組)が紡ぎ出すブルースとジャズのミクスチャーはまさにブリティッシュ。少し走り気味になったりするギャリー・サインのベース、元々ヴォーカリストとして入ったけどギターの腕前も素晴らしいアンダスン、性格と相反して?意外と端正なドラム・ソロで決めるハートリーと、既発のライヴとはまた違う面白さだし、1年前に出演のウッドストック盤に未収録という失点の挽回(かなり遅まきながら)と言ってもよいかも。
この時のフェスには他にも興味深い英国バンドが出演しているので、発掘されませんかねー。