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BOOK OF TALIESYN

DEEP PURPLE

724352160822(EMI

デジタル・リマスター、ボーナス・トラック5曲。

評価:40 1件のレビュー

68年2nd、『イン・ロック』『マシン・ヘッド』へと続く栄光のバンド史において、もっともっと語られるべき確かな一歩

前作から一気にハード・ロック色が増した68年作の2nd。タイトかつ手数多いハード・ドライビングなドラム、グルーヴィーに動き回るベース、切れ味鋭く歪んだリズム・ギターが一体となって聞き手を飲み込むリズムのなんと強靭なこと!ここぞではベースがトーンを歪ませてハイ・ポジションで暴走して、まるでメタリカか!というぐらいのヘヴィ・メタリックなテンション!これが68年!?タメが効きつつも前のめりでエッジのあるギター・ソロはリッチー・ブラックモアの記名性たっぷりだし、ジョン・ロードのオルガンも、R&Bのグルーヴ、クラシックの端正さ、ロックのダイナミズムが一体となっていて、R&B〜ブルース〜ジャズに根ざした「オルガン・ロック」勢とは異なる個性を感じます。『イン・ロック』の前の初期3作品は、「アート・ロック」の作品と称されていますが、いやはやこのアグレッシヴさとヘヴィネスはまさに「パープル」。ドアーズのジム・モリソンを英国らしくジェントルにしたようなロッド・エヴァンスの歌唱、ギターのフィードバック音やぐるぐると渦を巻くオルガンのエコーなど、この時代ならではの空気感もいい塩梅。時間的な制約でカヴァー曲も含まれていますが、ビートルズの「We Can Work It Out」をはじめ、大胆なポップ・ソングのカヴァーにクラシックのパロディ的導入を組み合わせたり、気鋭な才能が溢れまくっています。『マシン・ヘッド』の1万分の1ぐらいしか聴かれてないだろうけど、『イン・ロック』〜『マシン・ヘッド』へと続く、栄光のバンド史における、もっともっと語られるべき確かな一歩。サイケからプログレ〜ハード・ロックへの過渡期である68年の作品の中でも光り輝く名作です。

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曲目リスト

アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。

1. Listen, Learn, Read On
2. Wring That Neck
3. Kentucky Woman
4. Exposition/We Can Work It Out
5. Shield
6. Anthem
7. River Deep, Mountain High
8. Oh No No No (Studio Out Take)
9. It's All Over (BBC Top Gear Session)
10. Hey Bop A Re Bop (BBC Top Gear Session)
11. Wring That Neck (BBC Top Gear Session)
12. Playground (Remixed Instrumental Studio Out Take)

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評価:4 行き当たりばったりをコントロールするのはイアン・ペイス(3 拍手)

たすけさん レビューをすべて見る

わが国では「イン・ロック」以降の彼らが別格の存在感ですが、米国では「ハッシュ」のヒットで、次のアルバムはまだか、まだかの状態だったようです。デビュー作から数か月という異例の短さでリリースされたセカンド。曲づくりももどかしく、他人曲やクラシックのモチーフで埋められた音は粗製乱造どころではなく、パープルがどんな音楽を志向していたのか大変よくわかります。

リーダーであるジョン・ロードはビート・バンドも経験していますし、多数のセッション経験があったと聞いています。リッチー・ブラックモアも、「イン・ロック」以降の姿とは違って、クラシックやトラッドに関心の深かったギタリストでした。二人にとって、サイケデリックというムーブメントは渡りに船だったのではないでしょうか。これで曲の短さを気にしないで好きなように演奏できる、と。ほとんどの曲が行き当たりばったりで、二人のジャムに頼ってつくられています。

その自由な演奏の中で次第次第にディープ・パープルはハード化していったわけです。ジョン・ロードのオルガンは、少なからずジョン・ポール・ジョーンズにも影響を与えていると思いますよ。彼らの売りである「スピード感」はまだありませんけれど、演奏の重さに加え明るさがあるのが良いです。意外とディープ・パープルのテトラグラマトン時代の3作は力があります。

ナイスレビューですね!