93年にデビューした米プログレ・グループ。12年にペンシルヴァニアで行われた公演の音源をおさめた14年リリースのライヴ盤。荘厳に鳴るヴィンテージな音色のキーボードを軸に、ギターが時に80年代クリムゾン的な浮遊感あるアルペジオ、時に沈み込むようにヘヴィなリズムを奏で、時にのびのびとメロディアスなリードを紡ぐ。デビュー時には、北欧のアングラガルドに対する米国からの回答とも言われたようですが、なるほどヘヴィかつ幻想的なサウンドはまさにその通り。エモーショナルに歌い上げる透明感あるハイ・トーンのヴォーカルも魅力的です。音質もまるでスタジオ音源のようにクリア。ファンは必聴のライヴ盤です。
【タイトル追加】メロトロンが好き?ならメロトロン溢れまくりの新鋭バンド達もお聴き逃しなく!
70年代の楽器と見なされている節があるメロトロンですが、プログレにおいては現在も現役バリバリの楽器であることはご存知でしょうか。今回は、そのあたりが実感していただけるメロトロンが溢れまくりの新鋭プログレ作品をご紹介してまいりましょう〜。
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