BTCD0021(BELLA TERRA)
紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター。
かな〜り過小評価されているミュージシャンだなぁ。霧の向こうから聞こえてくるようなファンタスティックな佳曲ぞろいで、もうニッチ・ポップのファンは必聴と断言!
英ビート・ポップ/サイケ・ポップの名バンド、マンフレッド・マンのドラマー&中心人物であり、マンフレッド・マン・チャプターIII以降は、Vo/Keyに転向し、ソングライターとしても花開いた名ミュージシャン。チャプターIII解散後の72年にリリースした1stソロ。雨に濡れたようにしっとりと柔らかに奏でられる幻想的なピアノ、ちょっぴりハスキーな歌声が陰影豊かで英国らしさいっぱいのヴォーカル&ハーモニー、味わい豊かで流れるようなメロディ。霧の向こうから聴こえてくるようなファンタスティックな英SSWの佳曲ぞろいです。トム・マッギネス(G)、エルトン・ディーン(Sax)など、いぶし銀の英ロックミュージシャンの参加も特筆なスルメ名盤。
キャッチーなメロディが詰っているのに、レコード屋では長らく床置きの100円コーナーで憂き目に会い続けた愛すべき作品達をピックアップ!
2014年総まとめ「カケレコが選ぶプログレ/ロック新譜・リイシュー盤 2014」
カケレコ的2014年総括として、2014年に発売されたCDの中から、ベストセラー盤をピックアップしつつ、いくつかのテーマに分けながら、1年間のプログレ/オールド・ロック・シーンを振り返ってまいります。
春のポカポカとした一日にのんびりと浸りたい、そんな「木漏れ日フォーク・ロック」を、英米を中心に、ユーロからもセレクトしてみましょう。
MIKE HUGG『Somewhere』『Stress & Strain』- MEET THE SONGS 第93回
過小評価されている英国のソングライター&ヴォーカリストの一人と言えるでしょう。MANFRED MANNで活躍したMike Huggの72年作1stソロ『Somewhere』と73年作2ndソロ『Stress & Strain』をピックアップ!
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ニッチ扱いじゃ哀しい。(8 拍手)
らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
もしこの1stを先に聴いていたら…2ndの良さが分からなかったかもしれない。
”Sad Song”,”Bonnie Charlie”という2曲でアルバム全体はセピア色。
2ndがパストラルなイメージ(これも素晴らしい)だったので驚いた。
前述2曲だけでアルバムは秋のエピング森の中。
いい買い物でした。