80年代の日本のインディー・プログレ・シーンの先駆者と言える京都出身のグループ。88年作の2nd。前作よりギター、ベース、キーボードが交代していますが、サウンドは前作の延長線上にある日本的な叙情に満ちたシンフォニック・ロック。しとしとと広がっていくよなキーボード、壊れ落ちそうな繊細さで紡がれるギター、そして、ワビサビの極地と言えるような中性的ではかないヴォーカル。バンドの代表曲である「トーマ」、大曲「オフェーリア」を収録した名作です。
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