人気曲「Changes」「Life On Mars ?」収録、楽曲にメジャー・アーティストの風格が漂い始めた71年4th、リック・ウェイクマンがピアノで全面参加
990円(税込1,089円)
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
Gary MooreにLed Cloneと批判されるも実力のうち(5 拍手)
waterbearerさん レビューをすべて見る
Led Zeppelinの再来、と好意的よりも批判的な評価が有名になった1st。VoのLenny Wolfはドイツ人で、かつてはStone Furyという叙情的でありながらもパンチのあるHRバンドのメンバーであった(これはおすすめ)。
ともあれ本作はビルボードトップ200で最高位12位をマーク。全世界でアルバムセールス200万枚を記録し、この年のモンスターズ・オブ・ロックに出演するなど商業的には大成功だったのではないだろうか。
まぁLennyにとって「Zepクローン」という札がつきまとうのはどういう気持ちだったのだろうか。収録曲[Get It On]のKashmirを意識したとしか思えないダークなストリングス、コード進行、そしてLennyのVoスタイルは賛否両論だったとしても、ここまでやっちゃえる思い切りの良さ、Lennyの伸びやかなVoは最早「本家」を抜いていたと思う。
次作In Your Face、3rdのHands Of Time、4thのBad ImageあたりになってくるとScorpions色やGeffen移籍後のWhitesnake色が強くなる。この1stが気に入ったなら、2nd以降もぜひ。
グレタ・ファン・フリートの新作がなかなか出ないので聴こうと思っています(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
すみません。このファースト作しか持っていませんし、聴いていません。アナログ盤で購入したきりです。理由は一方的で、これ以上の作を作れないだろうと思い込んだのと、ツェッペリン・ユーザーとしたらこの一枚で十分だと考えていたからです。ところが彼らは、これ以降も活動を積み上げて、ほかの人のレビューを読むと、本格ハードロックとしてキャリアを全うしていったようです。
デビュー直後、彼らは同じ内容のインタビューに飽きたのか、ツェッペリンなんて聴いたことがないし、聴いて音が似ているのにびっくりした、みたいなことを語っていました。うそをつきなさい。レニー・ウルフさん、あなたの「ママママ」というスキャットは、ロバート・プラントを知らないで思いつけるものなのですか。ボーナムを聴かずして、このビートが叩けるのですか。
まあ、時間が過ぎればそんなことはどうでもよいです。米国に珍しく切れ味のあるハードロックで「ゲット・イット・オン」以外の曲も十分熱くさせます。いや、むしろ「ゲット・イット・オン」こそが余計なのです。空間を十分に活かした音づくりはとても魅力があります。ドウンッ、ドウンッというビートに癒されること間違いありません。セカンド以降も聴いてみようと思っているところです。