LES ANNEES WARNER

メインはソロシングル3枚分の音源だからね（3 拍手）

waterbearerさん レビューをすべて見る

今はいい時代になった。タイフォンのアルバムが3枚ともCD化され、多くのプログレファンにも手にすることができるようになった。この編集版CDが発売されたのはタイフォンのアルバム3枚が再発される前のこと。いうなればタイフォンの曲をCDで聴くにはこれしかなかったのだ。まぁ聴けると言っても、アルバム3枚から各1曲ずつですが。
それはさておき、プログレファンにはJ.J.Goldmanのファンはいないと思うので（？）ソロシングルのほうはあまり興味がないかな…タイフォン在籍時に並行してリリースしたソロシングルはことごとく売れなかったようだ。
1976年、彼が25歳の時に出したソロシングル（AB面M1とM2）、翌年のシングルM3とM4も、その翌年の1978年のM5とM6も。唯一3枚目だけは音楽評論家から好意的なコメントを得られたようだが…ロックンロールあり、70sディスコあり、フォークあり…シングルから感じるタイフォン的なものは何もありません。が、しかし、彼のVoがどうしても好きな方（？？）にはぜひ。シングルAB面両方入っているのがうれしいじゃないですか。
2000年代に入っても彼はソロで活躍中。今の楽曲のほうがずっと似合ってますよ。ともあれ、CD化過渡期の産物としても一枚お手元にあっても損はしないと思います。俺的にはおすすめです！