PILOT156(ALCHEMY)
ぬぬ!?あのジミ・ヘンがプロデュース!?ストーンズとバッファロー・スプリングフィールドを足して、ハード・ロック前夜の混沌とした空気で包み込んだようなサウンドだって?
ニューヨーク出身、オルガン奏者を含む5人組、マネージャーが同じという縁で、何とジミ・ヘンドリックスのプロデュースで、エレクトリック・レディ・スタジオにて録音された69年デビュー作。ストーンズゆずりのR&Bビートやバッファロー・スプリングフィールドゆずりのフォーク・ロックを、来るべき70年代ハード・ロックの火種がくすぶる60年代末の混沌で包み込んだようなサウンドが印象的。まだまだフォーク・ロック的なビート、ファズ・ギターのメロウなリフ&リード・ギター、混沌とした陰影に富んだオルガン、憂いたっぷりのエモーショナルかつ力強いヴォーカル、バッファロー・スプリングフィールド譲りのキャッチーなコーラス・ワーク。ハード・ロック前夜ながらルーツ・フレイヴァーたっぷりでつかみどころがありませんが、その混沌こそいかにもレイト60sの空気ぷんぷん。どの曲もフックに富んだ佳曲ぞろいで、フォーク・ロック&サイケのファンは是非。
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NY産ルーツ・ロックCAT MOTHER AND THE ALL NIGHT NEWSBOYSの70年作2nd『ALBION DOO-WAH』がリイシュー
NY産ルーツ・ロック・バンド、CAT MOTHER AND THE ALL NIGHT NEWSBOYSの70年作2nd『ALBION DOO-WAH』がリイシューされたのでご紹介。
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