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EN VIVO MENDOZA 81

ALTABLANCA

ALTAB052VIR(VIAJERO) 【2013年発売CD】

ペーパーケース仕様、ボーナス・トラック3曲。

評価:50 1件のレビュー

パブロ、ミアなどに通じる南米的リリシズムいっぱいの哀愁シンフォを聴かせたかと思えば、突如アルティばりの超絶ジャズ・ロックに雪崩れ込む演奏に愕然!これほどのグループが作品を発表できず埋もれていたとは・・・

当時アルバム未発表に終わったアルゼンチン産シンフォ・バンド81年ライヴ作、PABLOやMIAを思わせる珠玉のシンフォパートからARTIばりのバカテク・ジャズ・ロックまで、圧巻の振り幅で展開する傑作!

70年代後期〜80年代初頭にかけて活動しながらもアルバム未発表に終わったアルゼンチンのプログレ・バンド、81年の発掘ライヴ作。タイトなリズムの上を幾重にも折り重なるように奏でられるシンセ、ピアノ、ハープシコードによるクラシカルなシンフォ・サウンド、センチメンタルな叙情を孕んだアコギ、泣きのエレキが舞う必殺のオープニング。PABLO EL ENTERRADORの1stを思わせる哀愁ほとばしる名曲です。その後もシンセ、ギター、瑞々しいフルートをフィーチャーした、南米らしいたおやかなシンフォニック・ロックを演奏。かと思うと一転リズム隊がテクニカルに躍動し始め、ARTIかBRAND Xかという強靭かつスピーディーなジャズ・ロックへと雪崩れ込む展開は圧巻の一言!5曲目以降に登場する女性ヴォーカルも美しい歌声で起伏豊かなアンサンブルを彩ります。PABLOやLITO VITALE率いるMIA、ブラジルのBACAMARTEなどに通じる南米らしいセンシティヴな叙情美を持ちながらも、時にジャズ・ロック的な硬質さを纏ってアグレッシヴに聴かせるアンサンブルはこのバンドならではの魅力。このシンフォ・パートとジャズ・ロック・パートの圧倒的な振り幅には度肝を抜かれること必至です。当時のアルゼンチンにこんな凄いバンドがいたとは驚き!これは文句なしの名作です。

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評価:5 ☆生チョコトルタの味わい☆(食べたことないけど)(0 拍手)

4001jacoさん レビューをすべて見る

バンドの存在自体、今の今まで全く知りませんでした。
10曲目までは1981年のライヴ収録、もしやスタジオ一発取り?と勘繰るほどの安定感。
(収録シアターが記載されているのでライヴ録音と月日は間違いないです)
全13曲で76分。(内3曲のボーナストラックは1983年の完成されたスタジオデモ)
アルゼンチン産という事ですが、メンバーの変遷が期毎 (1976〜1983) にクレジットされており、同時期活動の同国 <エスピリトゥ> <クルーシス> <パブロ・エル・エンテラドール> といった、一定の南米プログレッシヴバンド特有の匂い(哀愁や熱気)を感じます。
各自の演奏テクニックも埋没していたバンドとは思えません。
ただし、全体的にリズム隊は上記グループよりも抑えめな演奏(というか曲想)なのでいい意味でも緩やかに1枚を聴き終えてしまう印象。
(1曲だけライヴらしく、ドラムソロで叩きまくってますが)
各曲は多彩な面を持ちますが、支離滅裂なイメージは感じません。
個人的には、「スー・・」というストリングシンセサイザー(このバンドもソリーナストリングアンサンブル?)に乗せて、キャメル系泣きのギターメロ、エレピや丸いサイン波形のシンセサイザーがカウンターメロを取るのを聴くだけで、「あぁ、甘い南米プログレ〜」とニコニコしてしまいます・・
正規メンバーのフルートも饒舌ながら、優しい感じです。
あと5曲目で初めて入ってくる女性ボーカルも、言語は違いますが旧ソ連の名盤 <エドゥアルド・アルテミエフwithブーメラン・アンサンブル> の『Warmth Of Earth』(1985作)を彷彿させる雰囲気を持っていて意外。
(あそこまで大仰で派手な曲調ではありません 5曲目は深町純の メロウ曲バージョンみたい?)
例えが私的偏向すぎて、ますますレヴューの概要がわからなくなった方には申し訳ありません。。

ナイスレビューですね!