アメリカのシンフォニック・ロック・グループ、97年作。ダーク&ヘヴィが基本ながら、メランコリックな質感が根底にあるのがこのグループの持ち味。逆に言えば、メロディ至上主義ながら、ベタにならず終始抑制が効いているとも言えます。沸々と内に秘められた叙情性。たいへん美しくドラマティックな作品。メロトロンも入ってます。名作。
77年リリースの唯一作にしてブリティッシュ・シンフォの大傑作、ファンタスティックで英国叙情匂い立つアンサンブルは素晴らしすぎます!
3,290円(税込3,619円)
ROME PRO(G)JECTの元ドラマーを中心する伊新鋭20年デビュー作、初期MARILLIONやIQ影響下のキャッチー&ドラマチックなサウンドが素晴らしい力作!
1,290円(税込1,419円)
【タイトル追加】メロトロンが好き?ならメロトロン溢れまくりの新鋭バンド達もお聴き逃しなく!
70年代の楽器と見なされている節があるメロトロンですが、プログレにおいては現在も現役バリバリの楽器であることはご存知でしょうか。今回は、そのあたりが実感していただけるメロトロンが溢れまくりの新鋭プログレ作品をご紹介してまいりましょう〜。
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アメリカのブリティッシュ系プログレバンド(3 拍手)
0321PROGさん レビューをすべて見る
97年2nd
アメリカのバンドではありますが、ブリテッシュナイズされた楽曲で
聴かせるグループ。キーボーディストが脱退した後の作品になります
が、ボーカリストがマルチプレイヤーであり、キーボードのほか、前
作に続いてサックスやヴァイオリンを演奏し華やかさを演出しています。
本作品は10分、20分台の楽曲をメインに収録した大曲主義。
GENESISの叙情性とKING CRIMSONのへヴィネスをミックス、加えて
VAN DER GRAAF GENERATORのような雰囲気も感じられる作品。また、
メロトロンが要所で効果的に使用されており、このあたりの湿り気
はアメリカの抜けの良さとは無縁の音ですね。へヴィーなパートと
アコースティックに流すパートのバランスも素晴らしいです。