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鷲と栗鼠

ラッテ・エ・ミエーレ

BELLE111868() 【2011年発売CD】

廃盤、紙ジャケット仕様、SHM-CD、11年リマスター、ボーナス・トラック3曲、定価3143+税。

評価:40 1件のレビュー

LE ORMEと並びイタリアン・キーボード・ロックを象徴するグループ。前作からメンバーは一新したものの、広がりあるダブル・キーボードと甘いメロディを活かした構築的なシンフォ・サウンドが相変わらず素晴らしい76年3rd!

イタリアのシンフォニック・ロック古典、ドラマー以外のメンバーを一新した76年3rd

70年代にLE ORMEなどと並んで、イタリアン・キーボード・ロックの名盤を生み出したジェノヴァ出身バンドの76年作3rd。前2作でイタリアン・ロック古典の名バンドとしての地位を確立した彼らですが、本作ではドラムのAlfio Vitanza以外のメンバーを一新、ベーシストに加えキーボーディストが2名加入したダブル・キーボードの4人編成となりました。さらに、同郷ジェノヴァのアヴァンロックバンドPicchio Dal Pozzoのメンバーがフルート、サックスでゲスト参加し、NEW TROLLSのVittorio De Scalziのプロデュースという豪華な布陣で製作されています。その内容は、前2作のコンセプト志向からの脱却を図ったものであり、ダブル・キーボードを駆使した広がりのあるシンフォニック・ロックを聴かせつつ、イタリアらしい美しいボーカルナンバーに重きを置いた素晴らしいものですが、ベートーベンの楽曲のプログレアレンジ、そして、ラストに配置された20分を超える大作など、爆発的な熱情にまかせた前2作とは違った、構築的で洗練されたシンフォニック・ロックを展開。知名度は前2作より落ちるものの、やはり素晴らしい作品です。

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評価:4 過去2作品よりも洗練されたサウンドにバージョンアップ♪(0 拍手)

yes_90125さん レビューをすべて見る

2nd発表後の解散状態を経て、ドラムひとり残しで再始動した3rdアルバム。
バンド名もLATTE E MIELEからLATTE MIELEに変わっており、旧A面にはポップ色と歌心のある曲が並び、旧B面には23分を超える大曲を据えるというアルバム構成。

いかにもイタリアらしい1曲目、フルートの演奏が印象的な2曲目、哀しみを湛えつつも美しいバラード曲である3曲目、クラシカルな主題を持って展開される4曲目、そしてもシンフォニックな大曲である5曲目。
Vittorio De Scalziがプロデュースしていることは知らなかったけれど、言われてみれば3曲目などはNEW TROLLSの楽曲に通じるものを感じられる。
過去作品の路線を踏襲しつつも格段に洗練されたサウンドにバージョンアップしており、聴き手を選ばない好作品になっていると思う。

ナイスレビューですね!