COL4746082(COLUMBIA)
FLEETWOOD MAC、SAVOY BROWNとともに“英国三大ブルース・ロック”に挙げられるグループといえば?華やかなホーン、ハチャメチャに鋭いギター、紅一点ヴォーカルの色っぽい歌唱、ルーズなアンサンブルに香る濃密なブルース臭。これはたまらん!
FLEETWOOD MAC、SAVOY BROWNとともに“英国三大ブルース・バンド”に並び称されるCHICKEN SHACK。硬派なブルースマンStan Webbと、才色兼備の紅一点Christine Perfectという強烈な二枚看板を掲げる彼らが、69年に発表した2nd。カヴァー中心だった前作を経て、オリジナル曲の割合がぐっと増し、独自のユーモアが随所に散りばめられ、バンドのアイデンティティが見事に花開いた快心作。大胆に導入されたホーンが決して濃密なブルース臭を侵すことなく華やかさを添えている。BBCラジオの名物DJであるJohn Peelのナレーションを曲間に配したコンセプチュアルな遊び心も愉しい。ちなみにそのSEは05年のリマスター時にカットされてしまい非常に残念。ジャケットも最高にクールな、英国ブルースの最重要レーベル「ブルー・ホライゾン」が世に送り出した名盤のひとつ。
若きクラプトンによる血気盛んなギタープレイに痺れる66年作!
英国出身ブルース・ロック、閉塞感が迫りくるミドルテンポ中心のアンサンブルが強烈、70年発表唯一作
英ヘヴィ・ブルース・ロック/プログレの名グループ、ブルース・ロック経由のプログレッシヴ・ロックとして比類なき完成度を誇る70年リリース3rd
ジョン・メイオール率いるブルースブレイカーズを経て、キーフ・ハートレイが結成したリーダー・グループ、69年作1st
シカゴ・ブルースへの憧憬を孕んだ英国発ブルース・ロック・バンド、70年通算3作目!
ブルース・ブレイカーズ/ザッパバンド/ジャーニーなどを渡り歩く名ドラマーによるリーダー・バンド、69年2nd、英国ブルース・ロックの名盤!
ハードロック時代の到来を告げた69年デビュー作!
ポール・マッカートニーに見初められアップルと契約したウェールズ出身SSW、代表曲「Those Were the Days(悲しき天使)」収録の69年デビュー作
英ブルー・アイド・ソウルの歌姫、メンフィスレコーディング、代表曲「プリーチャー・マン」含む69年作
69年作、ロック・オペラの原点にして頂点!
「音楽歳時記」 第八十九回 6月28日 ニワトリの日 文・深民淳
音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。
「音楽歳時記」 第七十六回 6月28日 ニワトリの日 文・深民淳
音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。
これが1970年!?オルタナティブな感性を持ったブリティッシュ・ブルース・ロック選
英国ブルース・ロック恐るべし!?現代にリリースされても違和感がなさそうなほどクールで先進的なブリティッシュ・ブルース・ロックをセレクトいたしましたよ〜。
エモーショナルなブルース・ロック&ハード・ロックの女性ヴォーカリスト選!
ブルース・ロックやハード・ロックは男性ヴォーカリストのイメージも強いですが…。男顔負けのソウルフル&エモーショナルな歌声を聴かせてくれる女性ヴォーカリストたちをピックアップ!
本場アメリカ南部で生まれたブルースがイギリスに輸入されて誕生したブリティッシュ・ブルース・シーンを特集。アコースティック・ブルースから、エレクトリック化、さらに「ロック」と融合してブルース・ロック・ムーヴメントへと発展した激動の50年代〜60年代の流れを見ていくことにいたしましょう。
「MEET THE SONGS」 第34回 CHICKEN SHACK『40 Blue Fingers Freshly Packed and Ready to Serve』
三大ブリティッシュ・ブルース・バンドの一つ、CHICKEN SHACKの68年デビュー作『40 Blue Fingers Freshly Packed and Ready to Serve』をピックアップ!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷/小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
スタン・ウェッブの鋭く切れ込むギターのカッコよさと来たら。フレディ・キングやバディ・ガイのカバーなど、本場ブルースへのひたむきな想いが伝わってきますよね。クリスティン・パーフェクトの姐御なヴォーカルにもやられます!
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷/小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
※ 帯無、スレあり
FLEETWOOD MAC、SAVOY BROWNとともに“英国三大ブルース・ロック”に挙げられるグループといえば?華やかなホーン、ハチャメチャに鋭いギター、紅一点ヴォーカルの色っぽい歌唱、ルーズなアンサンブルに香る濃密なブルース臭。これはたまらん!
盤質: | 無傷/小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
盤質: | 無傷/小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
※ ケースツメ跡あり
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ブルーズをあきらめていたブルーズ男(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
チキン・シャックというより、スタン・ウェッブは、ブルーズをあきらめていたブルーズ男という印象がぬぐえません。5曲目にハウリン・ウルフの「テル・ミー」をやっています。ウルフの声量が出せないので、わざとつぶしたダミ声で歌うということをやっています。途中のギター・ソロも無茶苦茶。どうせ俺は本場ブルーズには太刀打ちできねえのさ、と破れかぶれの演奏で、これが笑わせます。ウェッブは、ブルーズの神髄を理解しつつ、自分の立ち位置を確保しようとしているのでした。たぶん自分のギターの限界もわかっていたんじゃないでしょうか。
カバーアートで変なことをやらかすのもマックへの対抗という気がします。しかも、いつも泣きそうな顔で演奏しているクラプトンへのアンチにもなっています。所詮ブルーズじゃあねぇか、なあ。なにマジになっているんだ、エリック。
クリスティンのソロのライナーで確認しましたら、彼女にブルーズを教えたのもウェッブだそうです。それまではクラシック畑の純情なお嬢さんでした。この時期のブルーズをやる女性と言えば、アレサ、エッタ・ジェイムズ、アーマ・トーマスぐらいでしょうか。この作のあと、クリスティンが歌うエッタ・ジェイムズのカバーがヒットすることになります。2022.09.10