ブラジルのシンフォ・バンドAPOCALYPSのキーボード奏者による12年ソロ作。SF的壮大さでスペクタクルを描くシンフォニック・ロックに、ラテンのエキゾチシズムが香るリズミカルさを取り入れているのが特徴的。スペイシーなシンセが幾重にも重なって宇宙的な雄大さを描いていく圧巻のオープニング。躍動的なラテン・パーカッションに乗って艶のあるシンセサイザーが疾走するスピード感溢れるソロパート。アプローチが近いパトリック・モラーツの『STORY OF I』も彷彿させる、表情豊かなストーリー性を持つ演奏が大変見事です。目も眩むほどに多彩な音色のシンセが飛び交うパートも同作を彷彿させ印象的。ブラジルらしい陽気さも散りばめつつ、一本の映画のような壮大なストーリーを描き出すシンフォニック・ロックの秀作!
ブラジル、VITRALで活躍するギタリストによる18年作1st、キャメルに南米らしい柔らかなエキゾチズムを纏わせたような極上シンフォニック・ロック!
2,490円(税込2,739円)
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