ドイツの新鋭プログレ・バンド、12年作。甲高い打音の個性的な変拍子ドラム、TONY BANKSを想起させる流麗なシンセワーク、ANTHONY PHILLIPSに迫る繊細な表現力で聴かせるアコースティック・ギターなどによる力強くもしなやかに紡がれるアンサンブル、そして初期GENESISを強く彷彿させるシアトリカルなヴォーカルが印象的なシンフォニック・ロックを展開。往年のGENESISを濃厚に受け継いだリリカルで格調高い作風を、現代的なクリアな音像で織り上げた傑作!
YESTERDAYSのリーダーが加入した21年作。冒頭の『Trick Of The Tail』のタイトル曲のような格式と愛らしさが同居するサウンドで早くも胸がいっぱいになります。ちょいガブリエル似のヴォーカルも含め、GENESISとの適度な距離感がいいなぁ。
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