5099963872620(EMI) 【2012年発売CD】
なんとあの名盤『ジェラルドの汚れなき世界』の続編となる12年作ですが、おなじみのイアン・アンダーソン節炸裂する牧歌的ジェスロ・タル・ワールドが見事に展開されていてニンマリ。ファンなら聴いて間違いなしの一枚ですよ!
イアン・アンダーソンによる12年のソロ作で、ジェスロ・タルの代表作『ジェラルドの汚れなき世界』の続編。前作の主人公ジェラルド・ボストック少年の40年後を描いたコンセプト作で、「銀行家のジェラルド」「ホームレスのジェラルド」など様々なジェラルド少年の未来が描かれるユニークな内容となっています。サウンドも相変わらずのイアン・アンダーソン節が炸裂しまくり!シャープでスマートなギターや硬質なベースなどモダンな要素もあるものの、おなじみのヴォーカルと唾吐きフルートにフォーキーなアコギや素朴なオルガンが響けば、牧歌的で暖かなあの『ジェラルド』の世界が蘇ります。ジェスロ・タル・ファンなら聴いて間違いなしの一枚。
77年リリースの唯一作にしてブリティッシュ・シンフォの大傑作、ファンタスティックで英国叙情匂い立つアンサンブルは素晴らしすぎます!
3,290円(税込3,619円)
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1. From A Pebble Thrown |
2. Pebbles Instrumental |
3. Might-have-beens |
4. Upper Sixth Loan Shark |
5. Banker Bets, Banker Wins |
6. Swing It Far |
7. Adrift And Dumfounded |
8. Old School Song |
9. Wootton Bassett Town |
10. Power And Spirit |
11. Give Till It Hurts |
12. Cosy Corner |
13. Shunt And Shuffle |
14. A Change Of Horses |
15. Confessional |
16. Kismet In Suburbia |
17. What-ifs, Maybes And Might-have-beens |
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前作と比較すると、、、(2 拍手)
purebluesさん レビューをすべて見る
イギリスのプログレバンド、ジェスロ・タルの最高傑作の続編。イアン・アンダーソンのソロ名義でのリリース。2012年作。
フルートの音色、フォーキーな味わい、続編という興味深いコンセプトなど確かにジェスロ・タル(イアン・アンダーソン)的世界であり、今のバンドでは決して出せない味わいもある。ファンは必聴、なのだが、あの大名作であった前作(ジェラルドの汚れなき世界)と比較するとやはり曲がつまらない。特にエキサイティングな展開の妙に欠け、メロディもどうも単調でついBGMとして聞き流してしまいそうになる。
こちらの期待しすぎ、というのもあるだろうが、それは彼も覚悟の上のはず。
もしこれがこのタイトルでなかったらアダルトなフォーク調プログレ作としてそれなりに評価できたのだが、、、どうした、イアン・アンダーソン。
と思ってたら、これのさらに続編が!これが素晴らしかった、というオチでした。