前作同様、Mike Heron、Robin Williamsonによるデュオ編成で制作した3作目。68年作。サイケデリック・ムーヴメントの中、よりアシッド臭とヒッピー・テイストをフィーチャーした英アシッド・フォーク/サイケデリック・フォークの名作。
DULCIMER/AND I TURNED AS I HAD TURNED AS A BOY
71年作、ファンタスティックなジャケも魅力のブリティッシュ・フォーク傑作
2,290円(税込2,519円)
INCREDIBLE STRING BAND/LIQUID ACROBAT AS REGARDS THE AIR
ウッドストック・フェスにも出演、自由度の高い奔放なスタイルが特徴的な英アシッド・フォーク・バンド、71年作9th
490円(税込539円)
Keith Emersonが在籍していたグループ、67年デビュー作、プログレ黎明期の名作
鬼才ロイ・ウッド率いる英サイケ・ポップ屈指のグループ、これぞレイト60sな眩い佳曲ぞろいの68年デビュー作!
バート・ヤンシュ&ジョン・レンボーン、ブリティッシュ・トラッド最高峰バンド、68年デビュー作
数々の名作が生まれた68年産英サイケ・ポップの中でも突出したクオリティを誇る名作!
叙情性溢れるブリティッシュ・ハード・ロックの名グループ、68年デビュー作!
大ヒット曲「ハッシュ」収録の68年デビュー作
愛すべきダミ声ヴォーカルRoger Chapman在籍バンド、68年デビュー作、プログレ、サイケ、ハード、ルーツ・ミュージック、ジャズなど様々なエッセンスが渾然一体となった逸品
舩曳将仁の「世界のジャケ写から」 第六十回 INCREDIBLE STRING BAND 『I LOOKED UP』
コラム「そしてロックで泣け!」が好評だった音楽ライター舩曳将仁氏による、第2弾コラム「世界のジャケ写から」。世界のプログレ作品より魅力的なジャケットを取り上げ、アーティストと作品、楽曲の魅力に迫ってまいります。
ボーカルが何だか頼りなかったり、演奏に真剣味が感じられなかったり、でもそれがたまらぬ味わいを醸し出しているような作品をピックアップいたしました。
世紀の音楽イベント「ウッドストック・フェスティバル」から50年!ここでは英国から参加したアーティストたちを取り上げていきたいと思います。
「お野菜ジャケ」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
トマト、にんじん、キャベツにタマネギ…野菜のジャケットをピックアップいたしました。
英国のアシッド・フォークを取り上げてまいります!
「そしてロックで泣け!」第六回 インクレディブル・ストリング・バンド「ザ・サークル・イズ・アンブロークン」
世間ではあまり知られていないが、聴いたら思わず涙がホロリ、もしくは嗚咽をあげて泣きむせぶ、そんなロックの隠れた「泣ける名曲」を紹介。お相手は、叙情メロディとネコをこよなく愛する音楽ライターの舩曳将仁。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ カビあり
アイランド移籍第一弾、通算では9作目にあたるアルバム。彼等が1stから一貫して持つ「けだるさ」はそのままに、エレクトリック・ギター、ピアノを全面に押し出した多彩なサウンドが絶品
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 盤中央部に汚れ・曇りあり、ケースツメ跡あり、カビあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ カビあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 盤に曇りあり、若干カビあり、ジャケ茶色部分の色褪せが目立ちます。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ スリップケースに経年変化あり
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首切り役人の美しい娘(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
スコットランドの冷涼な空気を伝える、というより世界中のフォークロアがごっちゃになって襲って来る、恐るべき傑作です。それぞれの曲は牧歌的なアコースティック楽曲。しかし、アフリカやインドの聴いたこともないような不思議な音とないまぜになると、何か不吉な予感が走りぬけて背中がぞぞっとしてしまうのです。だいたい「首切り役人の美しい娘」というタイトルからしてオカルトです。
斬首刑は、中国でも欧州でも命を奪う手段として一般的でした。でも斧を使うのは、森林が生活フィールドだった民族の特徴とか。まさか斬首刑に使う斧を、伐採用として使っていたわけではないでしょうから、首切り役人は、斧が刃こぼれしないように手入れをしていた係でしょう。これを一例に彼らの曲は、そんな中世や古代の奇怪なイメージを曲にしています。演奏も歌もどこか投げやりです。フォークとしてこの盤を聴くと、とんでもないです。(これもフォークだ、と言われてしまえば、そうなのかも知れませんが……)
そう言えば、ピンク・フロイドのライナーで、初期のフロイドはインクレディブル・ストリング・バンドとツアーをやっていたという記述を読んだ記憶があります。言われてみればシド・バレットの無邪気な狂気と似ているような気がします。音楽の新しい地平を求めて、このスタイルになったのだとは思いますけれど、それがなぜ中世や民俗楽器なのか。ポップなのかルーツなのかよくわからなくなって、酩酊してしまうばかりです。