FLEETWOOD MAC、SAVOY BROWNと共に英国三大ブルース・ロックの一角を担うグループ、71年5th。メンバーがSAVOY BROWNにゴッソリ引き抜かれた後、Stan Webbがトリオとして再編した最初のアルバム。新加入の二人は強力で、パワー重視で破天荒なドラム、楽曲を埋め尽くす疾走するベースはインパクト十分。トリオながら隙間を埋め尽くすヘヴィなリズム・セクションをバックに、頑固一徹ブルージーなギターが冴え渡ります。ブルージーかつヘヴィでダイナミックなサウンドは、ブルース・ロック・ファンのみならず、ハード・ロック・ファンにもアピールする逸品。
これが1970年!?オルタナティブな感性を持ったブリティッシュ・ブルース・ロック選
英国ブルース・ロック恐るべし!?現代にリリースされても違和感がなさそうなほどクールで先進的なブリティッシュ・ブルース・ロックをセレクトいたしましたよ〜。
エモーショナルなブルース・ロック&ハード・ロックの女性ヴォーカリスト選!
ブルース・ロックやハード・ロックは男性ヴォーカリストのイメージも強いですが…。男顔負けのソウルフル&エモーショナルな歌声を聴かせてくれる女性ヴォーカリストたちをピックアップ!
本場アメリカ南部で生まれたブルースがイギリスに輸入されて誕生したブリティッシュ・ブルース・シーンを特集。アコースティック・ブルースから、エレクトリック化、さらに「ロック」と融合してブルース・ロック・ムーヴメントへと発展した激動の50年代〜60年代の流れを見ていくことにいたしましょう。
「MEET THE SONGS」 第34回 CHICKEN SHACK『40 Blue Fingers Freshly Packed and Ready to Serve』
三大ブリティッシュ・ブルース・バンドの一つ、CHICKEN SHACKの68年デビュー作『40 Blue Fingers Freshly Packed and Ready to Serve』をピックアップ!
盤質: | 無傷/小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
※ 若干カビあり
盤質: | 無傷/小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
スタン・ウェッブの孤独感が胸に迫ります。(3 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
スタン・ウェッブのハードなエッジあるギターとそれを支える鉄壁のリズムが、シャックの中でこの作品を特異なものにしている理由です。
トリオになった、というよりパーソネルなメンバーがウェッブひとりになってしまったチキン・シャック。ウェッブの乾いたボーカルを通じ、全編から彼の孤独感みたいなものが迫ってきます。3.If I Were a Carpenter(スモール・フェイセズの曲)なんか、泣いているんじゃないかと心配になってくるぐらいです。4.Going Downは、ジェフ・ベック・グループの2倍は重いです。さらに6.Telling Your Fortune。長いドラム・ソロのあと、来世から聞こえてくるようなギターソロが入ってくるところでは鳥肌がたちます。
この後、これまた鬼気迫るライブを残してウェッブは、サヴォイ・ブラウンと合体してしまいます。