LITTLE BIG HORN/LITTLE BIG HORN
英バンドの作品ながらドイツのみで71年にリリースされた唯一作、憂いに溢れたスワンピーなハード・ロック!
1,790円(税込1,969円)
英国ブラス・ジャズ・ロックの名グループ、72年ヨーロッパ公演、20分にわたる拡大版「What Did I Say About The Box Jack ?」を含む全7曲!
1,040円(税込1,144円)
3月30日はエリック・クラプトンの誕生日!英米の両ロック・シーンで生み出してきた名盤を振り返りながら、関連記事をご紹介いたします♪
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ピーター・グリーン在籍期(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
英国ブルーズロックの原型みたいな作品です。音が良くて、これで67年?と驚いてしまいました。ここでの「A Hard Road」は、テン・イヤーズ・アフターの「I Woke Up This Morning」の原型になっていると思いますし、オールマン・ブラザーズ・バンドの「You Don\\\\\\''t Love Me」は、ここでの演奏を参考としていると思います。
ギターがピーター・グリーン、ベースがジョン・マクヴィーですから、初期フリートウッド・マックの好きな人にはこたえられません。面白いのが、グリーンもエルモア・ジェイムスのカバーをやって、あのワワワワンとなるスライドをやっていること。短い曲ながら「The Supernatural」の演奏は、惹きつけるものがあります。グリーンのギターは、速弾きもチョーキングも長いサステインもなんでも出てくることと、音の粒がはっきりしていることが特長でしょうか。アディショナル・トラックではポール・バターフィールドとの共演、という夢のような演奏もあります。また、グリーンのヘビーロック指向の出ている曲や、アインズレー・ダンバーのドラム・ソロなどもあります。