50年代より人気ソングライターとして名を馳せた米SSW、ブルース・ジョンストンとの共同プロデュース、テリー・メルチャーも制作に関わった75年の傑作サード!
890円(税込979円)
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1. Isn't It About Time |
2. Lies |
3. Pensamiento |
4. So Many Times |
5. Business On The Street |
6. Do You Remember The Americans |
7. Down The Road |
8. City Junkies |
9. Guaguanco De Vero |
10. Rollin' My Stone |
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バンド苦手のスティルズを象徴している(0 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
マナサスは、バージニア州の田舎町で、南北戦争の序盤に南軍が最終的に勝利した激戦地。地図で見るとワシントンDCに近くてびっくりしてしまいます。この土地の名をバンド名にしているぐらいですから、スティルズとメンバーは、南部の音楽にシンパシーを感じていたのでしょう。ラテン、カントリー、ブルーズが入り混じったバンド・サウンドが追究されています。
カバー写真を見てのとおり、このプロジェクトは大所帯です。オールマン・ブラザーズみたいです。メンバーにクリス・ヒルマンはいるし、ダラス・テイラー、ジョー・ララもいて、スティルズだけが曲を書けたわけではありません。大スペクタクルを展開したファーストと比較すると、スティルズとギターに焦点が当てられています。
だからスティルズのファンからしたら、申し分ありません。彼のスライドギターをたっぷり聴けてゴージャスな気分になれます。(ジョー・ウォルシュとアル・パーキンスという名手も参加しているので、果たしてどこまでスティルズが弾いているかはわかりません。)でも、クリス・ヒルマンあたりは面白くなかっただろうな…。スティルズは、このマナサス以降、バンドを結成しなくなりました。この作以降のソロも少しづつ輝きを失っていきます。