CDV2073/724384434120(VIRGIN) 【97年発売CD】
「HELTER SKELTER」などもそうですが、本場ハードロック/メタル・バンドがカヴァーしても何ら遜色ないヘヴィさが出るのが凄い。
70年代中盤に活動したイギリスのハード・ロック・バンド、76年にレコーディングされ79年にリリースされた第3作。本作でも変わらずツボを押さえたリズム・セクションとオリー・ハルソールのテクニカルなギター、そしてパトゥによる熱さとクールさが絶妙にブレンドした歌唱が抜群の三位一体を体現しています。冒頭のビートルズカバー「HEY BULLDOG」からすでに全開で、前作より切れが増したアンサンブルが実に痛快に響きます。ハルソールのギターフレーズの冴えもこれまでにないレベルに達しており、パトゥによるヴォーカルとの極上のコンビネーションを聴かせてくれます。70年代英ハードを代表する一枚と言って何の問題も無いでしょう。名盤です。
PATTO/ROLL EM SMOKE EM PUT ANOTHER LINE OUT
マイク・パトゥ&オリー・ハルソールの名コンビによるブリティッシュ・ロック・グループ、最終作となった72年3rd
2,490円(税込2,739円)
LYNYRD SKYNYRD/PRONOUNCED LEH-NERD SKIN-NERD
サザン・ロックの代表格、メロトロンをフィーチャーした名曲「Tuesdays Gone」収録の73年デビュー作、ブロデュースはアル・クーパー
590円(税込649円)
アラン・ホールズワースに代わるギタリストとして名手オリー・ハルソールを迎えた74年作2nd
エネルギッシュすぎる「ELEANOR RIGBY」の好カバー収録、75年3rd
後にスパニッシュ・ジャズ・ロック・シーンで名を残す重鎮たちが70年代初期に産み落とした最高にカッコ良いビートルズ・カバー作
「音楽歳時記」 第八十回 10月12日 たまごの日 文・深民淳
音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。
「筋トレ中に聴きたいアルバム」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
夏は薄着の季節。ちょっと鍛えたい方にうってつけの、筋トレのモチベーションが高まるような作品をピックアップいたしましたので、ぜひご覧ください。
キャッチーなメロディ光る英国ハード・ロック/グラム・ロック特集!
いぶし銀のハード・ロックもいいけど、たまにはギラギラしたハード・ロックもね!重厚だけどポップでキャッチーなハード・ロック作品を集めてみました。
【カケレコ中古棚探検隊】打倒ツェッペリン!?世界の重厚ハードロックをピックアップ!
ツェッペリンにも匹敵する、世界のハードロックを中古棚より探求してまいります!
BOXER『Below The Belt』【オリー・ハルソール特集3】
今日の「MEET THE SONGS」は、BOXERがVIRGINから76年にリリースした1st『Below The Belt』をピックアップ!
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
まだレビューはありません。