BGOCD54(BGO) 【2000年発売CD】
デジタル・リマスター。
ジェスロ・タルの1st『THIS WAS』のギタリスト、ミック・エイブラハムズが結成したグループ68年発表の1stアルバム。ムーディーなナンバーからアグレッシヴなナンバーまで、どの曲でも熱気ほとばしる演奏が圧巻です。
ジェスロ・タルの1st『THIS WAS』のギタリスト、ミック・エイブラハムズが、ブルース/ジャズ・ロック的な方向性を押し進めるべく結成したグループ。本作は、68年発表の1stアルバム。エイブラハムズのギターはまさに水を得た魚のように力強く、ムーディーなナンバーからアグレッシヴなナンバーまで、どの曲でも熱気ほとばしる演奏が圧巻。元ピート・ブラウン&ピブロクト!のジャック・ランカスターによる奔放なサックスもまた素晴らしく、エイブラハムズとの熱気溢れるバトルに、ただただ言葉を失います。
HATFIELD & THE NORTH/ROTTERS' CLUB
Richard Sinclair/Dave Stewart/Phil Miller/Pip Pyleという鉄壁の布陣で録音された75年2nd、カンタベリー・ロックの最高峰に位置づけられる大傑作!
490円(税込539円)
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. It's Only Love |
2. Dear Jill |
3. Sing Me A Song That I Know |
4. The Modern Alchemist |
5. Up And Coming |
6. Leave It With Me |
7. The Change Song |
8. Backwash |
9. Ain't Ya Coming Home, Babe? |
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ミック・エイブラムズは、本当にブタが好き(1 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
簡単に言ってしまえば、管楽器とギターがリードするブルーズ・ロック。カントリー・ブルーズでは、抒情的なアルペジオや美しいスライドを、ヘビー曲ではブラック・サバス顔負けな暗黒なリフを聴けます。ヘビー曲をあげるとすれば、9. Ain't Ya Comin' Home, Babe? の狂おしい重さ。サックスとギターがユニゾンする重量リフが良いです。一方のアクースティック路線では、スローブギの2. Dear Jill。ここで聴ける乾いたスライドは、他で聴けないようなシャープな切れ味と広がりを持っています。この曲を聴くたびに幸せな気持ちになります。
全体にミック・エイブラムズのセンスの良さ、心地よいリズムが光ります。加えてジョン・ランカスターのサックス、フルートがギターと同様の存在感で迫ってきます。ジャズともつかず、ブラス・ロックともつかず、ブルーズの良い部分を結晶化させたかのような微妙なところを走り抜けていきます。からっとした明るさも特徴です。リムショット気味の迫力のスネアと硬いバスドラを連打するドラムズも実にいいです。ジェスロ・タルにない明快さとやわらかさを持ったバンドであります。