GEM67(FLAWED GEMS)
所属のTRANSATLANTICよりロクにプロモーションをしてもらえず埋もれてしまった悲運の一枚。ハードロック的なキレの良いサウンドを軸にして、パブロッキンな軽快さ、キャッチーなポップセンスも織り交ぜた絶品英ロックなんだけどなぁ。
TRANSATLANTICより73年にリリースされた唯一作。TRANSATLANTICには珍しいハード・ロック作品で、満足なプロモーションを得られず、忘れ去られてしまった悲運の一枚。なんですが、いや〜、内容は素晴らしい!レーベルからの紹介では、STRAY、STRIDER、NUTZが引き合いにだされていますが、その通り!疾走感いっぱいのリズム、鋭角に切れ込むギター・リフ、粘っこく弾けるオルガン、ちょっとパブ・ロック的な哀愁も含んだハイ・トーン・ヴォーカル、そして、キャッチーなメロディ。B級ハード・ロックのファンにはムフフンな一枚です。
PUBLIC FOOT THE ROMAN/PUBLIC FOOT THE ROMAN
メロディアスなツイン・リード・ギターと爽快なコーラス・ワークが炸裂する英プログレ、73年唯一作!
2,420円(税込2,662円)
スタッフ厳選☆今週の3枚!!【2019年7月〜12月アーカイブ】
「これは聴いてもらいたい!」というカケレコメンドな作品を毎週3枚ご紹介。2019年7月〜12月に取り上げた作品はこちらでチェックどうぞ♪
キャッチーなメロディ光る英国ハード・ロック/グラム・ロック特集!
いぶし銀のハード・ロックもいいけど、たまにはギラギラしたハード・ロックもね!重厚だけどポップでキャッチーなハード・ロック作品を集めてみました。
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こ、これも知らなかったぞっ!ナイショの傑作か!?(7 拍手)
らざふぉーど博士さん レビューをすべて見る
カケレコ・ポリシーは「ワクワク」ですが、私の場合「どきどき」なんですね。あたり100%なんてあり得ないし、逆についで買いで「おっ!?」となった時の方が妙に嬉しかったりする。イチローの打率よりも川藤の代打・ポテンヒットの方が印象に残るのに近い(喩が古い...)。本作を出してるレーベルは要注意と思っております。その勢いで例によって試聴なし、カンで「ここで一発、竹之内!」(古い!)買いでゲットした本作。今までどっかで紹介されてたか?「うぉっ!?」となったじゃないか!
確かにカケレコ・レヴューにあるとおり STRAY、 STRIDERに共通点あり!プロコルハルムをハードにしたような雰囲気もあるぞ!だいたい4曲目の「大英帝国、泣き+メロトロン」は知ってたヒト、ずるいぞ!5曲目の「SWEET 接近、ハード・ポップ」も「許せない愛おしさ!」ではないか!ほかにも佳曲満載ですから英国ファンは聴いといたほうがよろしいかと思います。
1曲だけメロトロン入りで一世風靡した HEAD MACHINE、GINHOUSEと同等、いやそれ以上。当然、プレミア・バブルのLIME LIGHT より上(ファンの方、ごめん、でもホントだぞ)。