HUX127(HUX)
デジパック仕様、ボーナス・トラック7曲。
「しっかり歌いなさい」と叱りたくなるほど弱々しいヴォーカルが実に愛らしい。オルガンやリコーダーもいなたくて良いなぁ。一方で木漏れ日感あるフォーク・ロックにただならぬ緊張感を与える、ゲイリー・ムーアのギターもまた見事です。
70年にVertigoレーベルよりリリースされた2ndアルバム。一聴した感じでは、ヘロヘロのヒッピー・フォークだった1stに比べ、バンド演奏がカチッとまとまり、ロック的な要素が増しています。あのゲイリー・ムーアもゲスト参加してますし。ただ、よ〜く聴くと、相変わらず音をはずしまくりのリコーダーや素人丸出しのオルガンが「心ここに在らず」な雰囲気を醸し出しています。「しっかり歌いなさい」としかりたくなるほど弱々しいヴォーカルも実に愛らしい。「いなたさ」全開、英国フォーク・ロックの愛すべき傑作。
EL&P(EMERSON LAKE & PALMER)/PICTURES AT AN EXHIBITION
ムソルグスキー「展覧会の絵」をモチーフとした完全未発表楽曲によるライヴ録音、痛快極まる72年作!
390円(税込429円)
60年代にリリースされたシングル音源を中心に収録した71年作
英国サイケ/アート・ロック、67年作、バックは後のスプーキー・トゥースのメンバー!
イギリスの名プロデューサー、ジョー・ボイドが手掛けた音源を収録、ニック・ドレイク/フェアポート/ピンク・フロイド/ソフト・マシーンなど、全23曲
ボーカルが何だか頼りなかったり、演奏に真剣味が感じられなかったり、でもそれがたまらぬ味わいを醸し出しているような作品をピックアップいたしました。
英国のアシッド・フォークを取り上げてまいります!
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