いぶし銀の名ギタリストZal Cleminsonのギターが冴え渡る、牧歌的かつエッジの効いた英ハード・ロック名作、70年リリース1st
1,690円(税込1,859円)
緩急自在のダブル・キーボードによる英国らしい叙情溢れるプログレ、クレム・クレムソンやアンディ・ロバーツ等いぶし銀なゲストが参加した74年作3rd
3,600円(税込3,960円)
リンダ・ロンシュタットのバック・バンドをしていたことでも知られる米カリフォルニアのカントリー・ロック・バンド、70年1st
1,270円(税込1,397円)
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1. ファンキー・キャット |
2. 愛に抱かれて |
3. アイム・ソーリー・ベイブ |
4. 哀しみの青い空 |
5. 時代遅れ |
6. 待ちくたびれて |
7. スウィート・シュガー |
8. アイ・キャン・アンダスタンド・イット |
9. 私のエンジェル |
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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シミュレートされたファンク(3 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
英国らしい、というのは、ことロックの世界になるとよく判らないと思いませんか。例えばビートルズやキンクスは、モータウンや米国ロックンロールへの憧れから出発していると思います。ツェッペリンやピンク・フロイドはシカゴ・ブルーズ。ELPはラグやディキシー・ジャズ。いわゆるブリティッシュ・ロックのコアなユーザーは苦手だろうな、と思っているのがココモです。英国らしさが希薄だからです。でも彼らの音を聴いて、R&Bのリスナーはすぐ白人バンドだと言い当ててしまうでしょう。なぜか。
ひとつの理由が、生真面目であることです。アフリカ系ミュージシャンは、必ず遊び、と言うか、手を抜く部分があるのです。対してココモは、10人のメンバーが絶えず全力投球で几帳面に演奏に参加しています。白人はグルーブを出すのが苦手…とか人種差別的なことを申すつもりはないです。グルーブは遜色ないんだけど、音の緻密さがR&Bと一線を画していて、それがこのバンドの魅力です。
曲はどれもよいです。ファンキーで切れがあるだけでなく、「フォーエバー」では濃密なメロディを聴かせます。この曲のベースとフルートは見事ですよ。一種シミュレートされた白人ファンクがこのバンドの良いところかと。英国シーンは、やっぱり侮れません。2023.02.14