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1. Hollywood Nights |
2. Still The Same |
3. Old Time Rock & Roll |
4. Till It Shines |
5. Feel Like A Number |
6. Ain't Got No Money |
7. We've Got Tonite |
8. Brave Strangers |
9. The Famous Final Scene |
カケレコスタッフの日々是ロック3/16:エリオット・マーフィー生誕記念、反骨のロッカー特集!
スタッフが日替わりでオススメ作品をご紹介する「日々是ロック」。本日はエリオット・マーフィーの誕生日、探求テーマは「反骨のロッカー」です!
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スプリングスティーンとも並び称される孤高のアメリカン・ロッカーBOB SEGERの魅力に迫ります!
カントリー・ミュージック好きに聴いて欲しいロックのアルバム50選
米音楽サイトROLLING STONEが選んだカントリー・ミュージック好きに聴いて欲しいロックのアルバム50作
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終いにはバイブルに聴こえてくる(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
「オールド・タイム・ロックンロール」のシーガーの声を聴いていると、リトル・リチャードではないかと錯覚する瞬間が何度もあります。「ロックンロール」は発明品であり、装置なのだと主張する人がいた気がします。ブルース・スプリングスティーンがいかに優れた音楽をつくろうと、結局ライブのロックンロール・メドレーの凄さがスプリングスティーンの頂点なのだと主張する人もいます。新しいジャンル、テイストを創造しようと苦しんでいるアーティストには残酷な認識かも知れません。
しかし、ボブ・シーガーのロックンロールに接すると、これしかないんだという気持ちになってきます。ロックンロールに必要な要素は派手で下卑てタフで攻撃的であること。これだけだったらパブリック・イメージでも持っていますが、さらに「シンプル」であることという条件がつきます。音楽をシンプルにする方法論は、いまのところ「ライブで叩き上げる」という方法しか発見されていません。ヒューイ・ルイスもトム・ペティもスプリングスティーンもツェッペリンも全部これです。
このレコードの水準までボブ・シーガーがどれだけ音を削り、装飾を剝ぎ取ったか。削って削って最後にエモーションが残った、と言いたくなるシンプルさです。癒されますし、勇気づけられます。