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1. School Days |
2. Quiet Afternoon |
3. The Dancer |
4. Desert Song |
5. Hot Fun |
6. Life Is Just A Game |
必聴60〜70年代のジャズ・フージョン作品−エンターテイメント情報サイトAbout.com選
海外サイトAbout.comが選んだ必聴60〜70年代のジャズ・フージョン作品をピックアップいたします。
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基本はハードロック(4 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
学校生活に戻りたいと思われますか。スタンリー・クラークにとってガキの頃はハードロック少年だったようで、1曲目ですさまじいギターが鳴っています。昼寝していたら、自分が少年だった時期のことを夢に見た。そんな感じの出だしです。こう見えて学園祭じゃ人気者だったんだぜ。今じゃ校舎のペンキを塗る立場だけどな。
この盤を聴くのに、ジャズとかフュージョンとか考える必要は全くありません。肩の力が抜けた都市音楽でありまして、出た当時は世界で最も進んだスタイルでした。例えば「ダンサー」は、サンバ・ホイッスルが鳴るラテン曲です。リズムが少々いじってあります。セカンドラインのビートにのるファンクなのです。曲はラテンで、リズムは後ノリ。頭は前のめり、腰は後ろにぐいっと引かれる。とても面白い曲です。
全体に、聴き手をくすっと笑わせるようなトーンで統一させています。ウエザー・リポートやリターン・トゥ・フォーエバーにない、新鮮さは、この余裕から来ています。速弾きだけでない彼の知的な側面が出ている盤だと思いました。2024.02.20