REP4605WZ(REPERTOIRE)
GUN〜THREE MAN ARMYのガーヴィッツ兄弟と鉄人ジンジャー・ベイカーが組んだハード・ロック・バンド!悶絶モノのカッコよさで聴かせるソリッドなハード・ロックのみならず、洗練されたソウル・ファンク、哀愁のバラードも見事な、最終作にして最高傑作。
GUN、THREE MAN ARMYで活躍したAdrin & Paul Gurvitz兄弟にGinger Bakerが加わり結成されたグループ。76年作の3rd。ハード・ロック、ファンク・ロック、バラードなど、曲調はバラエティに富んでいますが、ハード&ソリッドな演奏が一貫しており、まとまりを感じます。最高傑作。
68年2nd、『イン・ロック』『マシン・ヘッド』へと続く栄光のバンド史において、もっともっと語られるべき確かな一歩
1,990円(税込2,189円)
捻りに捻ったメロディ・センスはニッチ・ポップ・ファン必聴、英国出身ハード・ロック・バンドの73年発表1st
1,690円(税込1,859円)
最小単位だからこそ各楽器が最大級にぶつかり合うハード・ロック・トリオ、通称「パワー・トリオ」。そんなトリオ編成による名盤をピックアップ!
「そしてロックで泣け!」第二十九回 ベイカー・ガーヴィッツ・アーミーの「アーティスト」
世間ではあまり知られていないが、聴いたら思わず涙がホロリ、もしくは嗚咽をあげて泣きむせぶ、そんなロックの隠れた「泣ける名曲」を紹介。お相手は、叙情メロディとネコをこよなく愛する音楽ライターの舩曳将仁。
ECLEC32669(ESOTERIC)
3枚組ボックス、リマスター、各CDはペーパーケース仕様、計4曲のLIVE音源をボーナス・トラックとして収録、ポスター付き仕様
GUN〜THREE MAN ARMYで活躍したガーヴィッツ兄弟と元CREAMのジンジャー・ベイカーが結成した英ハード・ロック・バンド!彼らの全スタジオ作を収録したボックスが入荷♪
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男汁泣きロック(3 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
映画ネタで恐縮です。菅原文太のトラック野郎シリーズは御存じですか。毎回女性に一目惚れし、しかしその恋はかなわず、最後無茶な運送(たいてい時間がない)を引き受け、満身創痍になりながら使命を全うし去っていく。文太のトラックは、毎度走行不能になる直前まで痛めつけられます。この単純な物語に泣いてしまうんだなあ。おそらく運送を生業にしていた人たちは狂喜したと思うんです。エイドリアン・ガービッツにはそんなところがあります。
彼の技術、センスを悪く言う人はいないでしょう。でもメジャーになれない。ロック・シーンのという意味でなく、ハードロック業界でもガービッツ兄弟は一種キワモノです。だって弦楽とかシンセサイザーとか何でもギターと合わせる男汁ロックだからです。この盤でも三拍子のバラードとかやっています。メロメロ演歌です。加えてジンジャー・ベイカーまで加わって、ずっとドコドコドコとやっています。まあ、カッコいいんですけど。
ライナーをクリス・ウェルチが書いていて(この人はどのぐらい書いているんだろう、ばけものみたいなライター…)ベイカーの生活まで立ち入ってくれています。彼はドラムズを叩いていないとき、ナイジェリアやイタリアでビジネスをやっているようで、ビジネスの資金が足りなくなるとドラマーを始めるようなんです。彼のキャリアは一貫してないんですが、腑に落ちる話でした。2023.02.18