RETRO901(RPM) 【2011年発売CD】
「ジャズの意外性、ロックの高揚感、変拍子の多用も、曲の一環として効果的。ヴォーカルも落ち着きがあって、全体的にブリティッシュ・ロックのそれ」by auさん
ニューオーリンズ・スタイルの演奏で知られる英国出身のジャズ・クラリネット/サックス奏者=Sammy Rimingtonが、キャリア最初期の70年代前半に組んでいたプログレッシブ・ジャズ・ロック・グループ。本作は、彼らが発表した僅か2枚のシングル曲に、長い間お蔵入りとなっていた楽曲を加えコンパイルされたコンプリート編集盤。MAHAVISHNU ORCHESTRAとFRANK ZAPPA & THE MOTHERSを掛けあわせ、そこにハードで若干サイケの残り香漂うハードなファズギターを注ぎ込んだような、テンション漲る技巧派ジャズ・ロック!よくぞ発掘してくれた!と言わんばかりの高水準のグループです。ラストに収められたライヴ音源は、音質こそあまり良くないものの、怒涛の迫力!WISHBONE ASHやRARE BIRDとツアーを回った経歴を持つというのも頷ける実力派です。
KING CRIMSON/IN THE WAKE OF POSEIDON
衝撃的デビュー作「クリムゾン・キングの宮殿」の構成を踏襲した70年2nd、前作に匹敵する重厚さドラマ性に加えジャズ系ミュージシャンを起用し新機軸も打ち出した一枚
990円(税込1,089円)
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1. BEYOND THE MORNING (VSN 1) |
2. FORTUNES FOOL |
3. Sad Song |
4. Beyond The Morning (Vsn 2) |
5. Mockingbird |
6. One In Ten |
7. Highway Girl |
8. Jester |
9. Obsessions |
10. Dragon Child |
11. Sail Away |
12. Steeplechase (Live) |
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ジャズ・ロック・プログレの王道(4 拍手)
auさん レビューをすべて見る
ジャズの意外性、ロックの高揚感、変拍子の多用も、曲の一環として効果的。落ち着きのあるパーカッションに、ジャズの要素が絡むTrack.5が特に好き。ヴォーカルも落ち着きがあって、全体的にブリティッシュ・ロックのそれ。