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1. Love Don't Prove I'm Right |
2. Everytime I Think Of You |
3. I Was One |
4. White Lightning |
5. Run To Mexico |
6. Head First |
7. You (Got It) |
8. Please Don't Leave Me Here |
9. California |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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ジュラ・白亜紀の生物記録(1 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
例えば「アイ・ワズ・ワン」という3曲目を聴くたび、わたしは泣きたいような笑いたいような、えも知れないカタルシスを味わうわけです。ドラムズがボーナムとサイモン・カークに似ているとか、ギターがハンブル・パイの味わいに近いとか、そんな理由で。では「栄光」のブリティッシュ・ロックとは、どんな音なのか。答えを出したいようで、答えが出ることを恐れている自分がいます。あたかも子どもの頃、大事なおもちゃを(大好きなあまり)分解して壊してしまったような。
2021年に間違いなく最も聴いたCDであります。4曲めにたしかに「ルーシー・イン・ザ・スカイ」と言っているよな…なんてことを確かめるため。ベイビーズはブリティッシュ・ロックを好きすぎて、英国で活動できなくなった人たち。地球の寒冷化に適応できなかったばかりに絶滅したダイナソーのように、です。
のちに、ストーン・ローゼズやオアシスが出てきます。でもわたしにとって最後のブリティッシュ・バンドはベイビーズです。ジミー・ペイジがどんなにポール・ロジャーズやカバーデイルと格闘したって、ブリティッシュ・ロックはよみがえらなかった。いかに貴重な音楽ムーブメントだったのか、と深いため息をつくばかりです。2021.12.10