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ジャケは恐ろしげだけど、英ヴァーティゴ作品を想わせるハード・ロック・サウンドと、後期ビートルズを想わせるポップ・ロック・サウンドが同居したナイスなメロディアス・ロック作品なんです!
70年代前半に活動したノルウェーのハード・ロック・グループ、ヴァーティゴよりリリースされた73年リリース3rd。オルガン、シンセの淡い音色が印象的な英ヴァーティゴ作品を想わせるハード・ロック・サウンドと、後期ビートルズを想わせるポップ・ロック・サウンドが同居したメロディアス・ロック作品。メロディ、アレンジ、演奏ともかなりのレベルに達しています。名作!
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フルートが妖しく彩る鬱蒼とした森の中をイメージさせるフォーキー&ブルージーなハード・ロックは、初期ジェスロ・タルから少しアクを抜いた感じ?ノルウェー・ロック黎明期の名盤ですね!
レーベル管理上、ペーパーケースに若干角つぶれや圧痕がある場合がございます。ご了承ください。
ジャケは恐ろしげだけど、英ヴァーティゴ作品を想わせるハード・ロック・サウンドと、後期ビートルズを想わせるポップ・ロック・サウンドが同居したナイスなメロディアス・ロック作品なんです!
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頭でも行ける、小技でも行ける(4 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
ノルウェーってどんな国だろう、と、アーント・マリーを聴いてみても無駄です。英米と遜色ない色鮮やかなプログレ・ハードでありまして、PFMにイメージが近いでしょうか。歌っているのは英詞ですし、普通のバーティゴ所属バンドと違いがありません。ギターがビヨルン・クリスチャンセン、ベースがスベン・グンデルセンというクレジットで異国情緒を味わうぐらい。ジェイナスは、頭の前後に顔をもつローマの神で、門の守護を担当しています。それを意識しているのかどうか、最初の3曲と最後の2曲が組曲になっています。展開が激しくハードロックとクラシック調のアクースティックに振られるわりには、無理がありません。
ノルウェーと言いましたら、今期のプレミア・リーグでハーランドを初めて見た時は度肝を抜かれました。彼にボールが入ったら、全部ゴールするんじゃないかという決定力を見せつけられました。アーント・マリーのコーラスは素晴らしいんですが(これもPFMに似ています)、それだけでなくインスト・パートになると、全部ゴールされるぐらいの決定力があります。それが爽やかなのです。わたしは70年代ハードが好きな人なら、ノベンバーといっしょに素養として押さえておくべきと思っています。2023.06.04