キーボード・トリオ編成のハード・ロック・グループ、レインボーがカバーした「Black Sheep Of The Family」収録の70年作、オルガンの響きがこれぞブリティッシュ!
2,690円(税込2,959円)
SECOND HAND/DEATH MAY BE YOUR SANTA CLAUS
後にSEVENTH WAVEとして活動するケン・エリオットとキアラン・オコナーを中心とするグループ、70年作
930円(税込1,023円)
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カルトな爆音ビート・バンド(0 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
わたしはジョン・デュカンという人のギターを少しも上手いと思ったことがありません。しかし、めいっぱい歪みまくった音色と無理やりなメロディが大好きで、当然このCDもフェイバリットです。当時のビート・バンドで、これだけギターの音がでかいバンドはいません。のちのアンドロメダやハードスタッフをイメージさせるような苦み走ったポップさ加減。とても中毒性があります。
アンドロメダの唯一作にも収録された「Too Old」「Go Your Way」は、すでに演奏されています。ジョン・デュカンは、セックス・ピストルズがロンドンでデビューしたとき、やっと俺の時代がやってきたと思ったそうです。そう聴くと、パンクに近い破れかぶれ加減に聴こえてきます。ベース、ドラムズの音も大きくて、ときどきコーラスをつぶしてしまいます。
ジ・アタックの編集盤はいくつか出ています。シングル数曲のみで消滅したので仕方ないところです。ジョン・デュカンは亡くなる数年前から、所持していた音源をエンジェル・エア・レーベルに放出していました。ボリュームがあって全曲集の趣があるのは、このCDがベストではないでしょうか。カバーはひどい出来ですが…。