英米ユーロ・フォークをセンス良く混交したベルギー・モダン・フォーク・トリオ、05年作!後の07年作では、大胆にオーケストレーションを導入しますが、この作品では、フレミッシュ・トラッド・フォークの哀愁があり同時に艶やかさを持つ潤いのある旋律と、柔らかく温かみのあるヨーロピアンなメロディ・センスと、演劇めいた表現力豊かな男女混成ヴォーカルが絡み合い、良質なユーロっパ映画を観ているかのような、異国情緒溢れる歌の数々を愉しむ事が出来ます。英米フォークから白人系モダン・フォークに興味を持たれた方、フランス語で歌われる、一風変たアイリッシュ系アメリカン・カントリー・バラッドを聴いてみたい方等、多くのフォーキー・ソング・ファンに強くお薦めしたい作品です!
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