MARCUS VIANAがSAGRADO結成前に活動していたグループ。本作は、彼らが76年に残していたデモ音源の発掘盤。内容は、リリースされなかったのが不思議なぐらいの出来で、SAGRADOほどのロマンティシズムは無いものの、ジャズロック的なスリリングなフレーズで畳み掛けるプログレッシヴ・ロックが圧倒的。MARCUS VIANAも、SAGRADO以上に緊張感溢れるフレーズを連発しており、ヴァイオリン好きは鳥肌ものです。ピアノもたいへん印象的で、流れるようなフレーズで応酬。70年代半ばにおいて、すでにイタリアン・ロックの名グループとも比肩する実力を持ったグループが存在していたことに驚きを隠せません。南米恐るべし。
ブラジル、女性key奏者を中心とするスケール感溢れるクラシカル・シンフォニック・ロック・グループ、94年リリース2nd
2,390円(税込2,629円)
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