AACD057(AUDIO ARCHIVES)
素朴なバンジョー弾き語りをベースに、カズー、フィドル、ホイッスルが日だまり感を添える、木漏れ日トラッド・フォークの逸品ですね。
アイルランド人と英国人のケンブリッジ大学生で結成されたトラッド・フォーク・グループ、69年唯一作。人懐っこく素朴なバンジョー弾き語りをベースに、カズー、フィドル、ホイッスルが加わった、オールドタイミーな陽溜まり感、のほほんとした微笑ましさ溢れるサウンドは、聴いていて心が温まります。
FLIED EGG/DR.SIEGEL'S FRIED EGG SHOOTING MACHINE
成毛滋、つのだひろ、高中正義によるトリオ・グループ、72年デビュー作
1,590円(税込1,749円)
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フォーク、トラッド系入門に是非。(6 拍手)
あんちょびさん レビューをすべて見る
1969年に友人・知人に配られた分しかLPが出回っていないというややレアな音源。
自主制作な割には音質も非常に良い(楽曲によっては、編集が少し尻切れ風なのもある)
商業性ほぼ皆無のトラッド曲を、ほのぼのしたフォーク風にカヴァーしている。
Voや演奏も変な癖が無く非常に聴きやすいので、自分のような入門者にちょうどいいと思う。
「キャロランのコンチェルト」をやっていたりするのは、なかなかに”渋い”んじゃなかろうか。
夏の暑さしのぎ等にこのアルバムを聴く、というのをお薦めしたいがどうだろう?
ところでガーシュウィンの「サマータイム」をやっているが、これは当時のフォーク・バンドでは所謂”お約束”なのだろうか?
(何故かマリー・セレステやオベロンもこれをやっているんだよなぁ…)