BGCD212(PERIFERIC) 【2010年発売CD】
特殊プラケース仕様。
ロックのダイナミズムを土台として「クラシック」と「民族音楽」とが高次元に結び付いたこの壮大さは、両者が盛んなハンガリーだからこそのサウンドかも知れません。「静」と「動」の対比が鮮烈なシンフォニック・ロック傑作!
82年にブダペストで生まれ、6歳から本格的なクラシックの教育を受けたBalazs Alparを中心に、多数の管弦楽器奏者を含む編成で結成されたハンガリーの大所帯グループ。04年作に続く2010年作2nd。ひとことで言って『鮮烈』なシンフォニック・ロック!とにかく「動」と「静」の対比が鮮やか。「動」のパートでは、シャープでダイナミックなリズム隊、早いパッセージのヴァイオリンが躍動し、「静」のパートでは、格調高くクラシカルなピアノ、リコーダーやフルートなど管楽器が舞い上がります。クラシック、民族音楽を中心に、ロックのダイナミズムを加えた、西洋音楽史を総括したような壮大な作品。エレクトリック・ギターやキーボードがないのに、これほどまでにロック的なダイナミズムを出せるんですね。傑作です。
これでもかと叙情性溢れるファンタスティックな北欧シンフォ、名作の1st&2ndに次ぐ、大傑作3rd!
キューバの新鋭、2010年作、ファンタスティックかつダイナミックなシンフォニック・ロックの傑作
ロシアの新鋭シンフォ・グループ、2010年デビュー作、特筆すべきメロディ・センスを持った大注目バンド!
Andy Latimer参加、CAMELファン必聴のリリシズム溢れるシンフォニック・ロック、2010年作
『太陽と戦慄』期のKING CRIMSONを彷彿させるチリ産プログレ、2010年作
ハンガリーのシンフォニック・ロック・グループ、94年作
東欧を代表するハンガリーのプログレ・グループ、96年リリース、90年代シンフォを代表する傑作!
ハンガリー、圧倒的なスケールを誇るシンフォニック・ロックの一大傑作、00年リリース
ハンガリー、メロトロンとフルートをこれでもかとフィーチャーした必殺シンフォニック・ロック!06年作
ハンガリーのベテラン・グループによる08年作、ノスタルジックかつ鮮烈、ドラマティックなシンフォニック・ロックの傑作!
ベルギーを拠点に活動する多国籍ジャズ・ロック・グループ、2011年発表の傑作
[カケレコ国内盤リリース中] アルメニア伝統音楽 meets ジャズ・ロック!?ポーランドを拠点とするエスノ・ジャズ・ロック新鋭、圧巻の19年デビュー作!
インドネシアのジャズ・ロック・グループSIMAK DIALOGのギタリストによるグループ、17年作、民族音楽+ジャズロックという形態を最も理想的に音像化したサウンドと言っても過言ではない傑作!
インドネシア産ガムラン・ジャズ・グループKRAKATAUのキーボーディストによる18年ソロ作、ガムランやインドネシアの民族音楽と洗練されたフュージョンを融合させたエキゾチックかつ美麗なジャズ・ロック/フュージョン作
大所帯グループによる迫力満点のロック/プログレをセレクトしました!
1stアルバム『トラジェクトリー(軌跡)』リイシュー記念☆ ロシアン・プログレの至宝LOST WORLD BAND特集!
7月25日に『トラジェクトリー(軌跡)』をリリースしたロシアの新鋭プログレ・グループLOST WORLD BANDを特集いたします!
民族音楽のエッセンスを巧みに取り入れて自分たちだけの音楽性を築き上げている新鋭グループたちを見てまいりたいと思います!
時に優雅に時にエネルギッシュに舞うヴァイオリンをフィーチャーした世界の新鋭プログレを特集!
荘厳でいてスリリングなドラマティックな作品の宝庫。東欧のプログレ大国ハンガリーの名品を特集!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷/小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
※ 帯に圧痕あり
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
ロック色が強くなったハンガリーのシンフォニック・ロック作品(1 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
ハンガリーのクラシカル・ロック・バンド、FUGATO ORCHESTRAの2ndアルバム。
内ジャケを見ると14人のメンバー写真があり、クレジットを確認するとその他のゲストミュージシャンを加えると20人以上のアーティストが参加しています。
使用されている楽器は、ヴァイオリン、チェロ、フルート、オーボエ、トランペット、ギター、ドラム、キーボードetc・・・。
まさに、オーケストラ+ロックという形態ですが、1曲目に象徴されるようなジャズ・ロックがあるかと思えば、弦楽器を活かしたクラシカル・ロックあり、女性ヴォーカル入りフォーク・ロック調の幻想的な曲もあり、多彩なサウンドを楽しむことが出来ます。
1stはどちらかと言うとクラシック寄りだったですが、このアルバムではロック色が強くなっていて、シンフォニック・ロック・ファンにおススメするならば、まずはこの2ndアルバム。
美しいジャケットから、落ち着いた静かなサウンドをイメージしますが、それは良い意味で裏切られます。
しかし、ハンガリーのバンドらしい哀愁と繊細さは、ジャケットに象徴されていると言えるかもしれません。