フランスのシンフォニック・ロックグループの2010年デビュー作。フランス語で艶やかにシアトリカルな歌い回しを聴かせるボーカルはANGEを髣髴とさせ、KANSASやSAGA、MARILLIONといったグループからの影響を持つグループらしくパワフルなアンサンブルで迫ります。その一方でストリングス・シンセサイザーが彩るフランスらしい耽美さやアコースティックな質感、QUIDAMに代表される東欧メロディック・ロックにも通じる気だるげなギター、そしてボーカリストが兼任する冷ややかなフルートによるアクセントなど、ダイナミズムと味わい深さをバランスよく兼ね備えており、無難なネオ・プログレッシブ・サウンドに収まることなく個性的に響きます。
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1. Flying Colors |
2. Breaking the Silence |
3. Fishbulb |
4. Once as One |
5. Out the Other |
6. Back to the Tunnels |
7. Blaster |
8. Like Waves |
9. Honor Before Glory |
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2010年フランス5人編成テクニカルシンフォ(0 拍手)
kestrelさん レビューをすべて見る
ボーカルは男性で中性的な声(仏語)。シアトリカルなイメージはなく全編メロディアスで、ボーカルのフルートとゲストのヴァイオリン入り。同じフランスのNEMO(70年代ではない方)からハードな部分を取り除いた感じで聞きやすい。それでもややギターがハードな部分あり。