RELCD3003(RELICS)
デジタル・リマスター。
ZIORの変名義としても知られる、黒魔術に傾倒したヘヴィ&ダークなブリティッシュ・ハード・バンド!
ZIORの変名義として知られる、黒魔術ブリティッシュ4人組バンド。71年唯一作。不穏なオルガン、くぐもったギターを中心とする荘厳で暗雲立ち籠めるようなアンサンブルと激しくシャウトするヴォーカルが印象的なブリティッシュ・ハードの隠れた好盤!黒魔術ということでサバスを想起するかも知れませんが、彼らより遙かにアングラ臭強め。USサイケ的なバッドテイスト感溢れるSEが飛び交うのもこのバンドの特徴です。サバスとの共通点と言えば、暗たんたるもったりとした重いリズム。それ含め、いかにも英ハード的な暗く重たいサウンドが堪りません。
元CRAZY WORLD OF ARTHUR BROWN〜KHANのベーシストによる72年ソロ、ブリティッシュ・オルガン・ロック傑作!
1,150円(税込1,265円)
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どこか憎めないこけ威しロック。(5 拍手)
あんちょびさん レビューをすべて見る
”新興宗教の教祖と、その信者達”という胡散臭い設定で作られたアルバム。
サバスのようなヘヴィさは無いが、雰囲気は案外似ているモノがあると思った。
(ドス黒い暗黒、ではなく薄暗い森とかおっかなびっくりなイメージが)
Voのエコーがきつくてこれまた胡散臭いけど、慣れるとどこか微笑ましい部分も。
演奏は正直上手くはないが、ダラダラ盛り上がるインスト曲に見られるように
「雰囲気」の付け方が良くできていると思う。なんとピアノ曲まであったりする。
サバスの小休止的インスト同様、「実はこういう面もあるんだよ」なユーモアがある。
『こけ威し』と書いたが、少し中身があるかも。こういうのが出てくるのが70年代のフシギ。