ロシアのシンフォニックプログレの新鋭、Lost Worldのバイオリン奏者(ウクライナ出身)のソロ作品。Lost Worldはモスクワのコンセルヴァトワール出身メンバーによって結成された音楽玄人集団であるわけですが、Andrii Didorenkoももちろんコンセルヴァトワール出身の音楽エリート。さて、オーケストラのソリストを本業にする彼の今回のソロ作品は、ピアノとヴァイオリンによる弦鍵二重奏曲を中心に、すべてオリジナル曲で構成されています。純クラシカルな優美な楽曲からチェンバー的なアプローチ、攻撃的な引き倒しまで、様々に色を変えるAndrii Didorenkoのヴァイオリンを堪能できる作品となっており、プログレファンよりもむしろ、純クラシックファンに聴いて欲しいような素晴らしい内容となっています。ヴァイオリンファンは当然のこと、日本のAcoustic Asturiasや、東欧プログレのシリアスな部分のファンは必聴の作品であり、Lost Worldとはまた違ったサウンドを堪能できる力作となっています。
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1stアルバム『トラジェクトリー(軌跡)』リイシュー記念☆ ロシアン・プログレの至宝LOST WORLD BAND特集!
7月25日に『トラジェクトリー(軌跡)』をリリースしたロシアの新鋭プログレ・グループLOST WORLD BANDを特集いたします!
90年代以降にプログレ新鋭シーンが盛り上がり、00年代に入っても注目の作品が続々とリリースされています。その勢い衰えず、次々と優れたプログレ新譜が届く2014年。入荷した注目作をピックアップいたしましょう。
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