キューバのグループ、2010年作3rd。出世作となった前作『JAGANNATH ORBIT』からさらにスケールを増した印象。70年代プログレの遺伝子を受け継いだファンタスティックなキーボード、YESを彷彿とさせるゴリゴリとしたベース、伸び伸びとメロディを奏でるギター、ナチュラルな歌声とエモーショナルな歌い回しが心に染みるヴォーカルとキャッチーかつ詩情に溢れたメロディ。そして、26分を越える楽曲を一気に聴かせる構成美。これは素晴らしい作品です。シンフォニック・ロック・ファン必聴の傑作。
IL TEMPIO DELLE CLESSIDRE/IL TEMPIO DELLE CLESSIDRE
MUSEO ROSENBACHのヴォーカルStefano Galifiがヴォーカルを務める70年代プログレのテイスト濃厚なヘヴィ・シンフォ、2010年デビュー作
1,490円(税込1,639円)
LA MASCHERA DI CERA/LA MASCHERA DI CERA
元FINISTERREのFabio Zuffantiによるグループ、BANCOやMUSEOなど往年の作品を彷彿とさせる名作1st、02年リリース
2,690円(税込2,959円)
MUSEO ROSENBACHのヴォーカルStefano Galifiがヴォーカルを務める70年代プログレのテイスト濃厚なヘヴィ・シンフォ、2010年デビュー作
ハンガリー、管弦楽器が鮮やかに舞う壮大なシンフォニック・ロック!2010年作
Andy Latimer参加、CAMELファン必聴のリリシズム溢れるシンフォニック・ロック、2010年作
『太陽と戦慄』期のKING CRIMSONを彷彿させるチリ産プログレ、2010年作
アルゼンチンやブラジルだけじゃない!南米各国から生まれ出たロック/プログレ名盤を探求☆
アルゼンチン、ブラジルなどの大国以外にも南米には愛すべきロック/プログレ作品が存在します。その中から注目すべきアルバムをピックアップ!
『不思議音楽館』の新鋭プログレ版をカケレコが勝手にお送りしちゃいます☆
2010年代に一際輝きを放ったプログレ作品30タイトルをランキング形式でピックアップ!お気に入りのあのアルバムはランクインしているでしょうか?
netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第42回 ANIMA MUNDI / The Lamplighter (Cuba / 2013)
「ミュージシャンの視点からプログレッシブ・ロック作品を捉える」ことをコンセプトに、同じ時代を生きる世界中の素晴らしいプログレッシブ・ロックアーティストたちの作品を幅広く紹介するコラム。担当は、MUSEAからデビューした日本のアーティストnetherland dwarf!
2016年に入荷した各国注目の新鋭作品をピックアップしてまいります☆
ハイ・トーンのヴォーカルとヌケの良いコーラス・ワーク、そして、突き抜けるように躍動感いっぱいのアンサンブル。そんなイエスのDNAを継ぐ00年代以降の世界各国のプログレ作品をセレクト!
メキシコを中心に、中米/カリブ地域のプログレをご紹介します!
キューバン・シンフォの新星ANIMA MUNDIの13年作が再入荷!&おすすめキューバ・プログレをピックアップ☆
本日、キューバが誇る実力派シンフォ・バンドANIMA MUNDIの13年作『LAMPLIGHTER』が再入荷いたしました〜。合わせて彼らの過去作、キューバの実力派バンドたちもピックアップ☆
秘境キューバの新鋭シンフォ・バンドANIMA MUNDIの13年作『LAMPLIGHTER』がリリース
イタリアのプログ・フェスなどにも出演する、現在の中南米シーン注目度No.1のキューバ新鋭、ANIMA MUNDIによる13年作『LAMPLIGHTER』がリリースされました。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
シンフォ・プログレの王道を行く傑作!(2 拍手)
appo128さん レビューをすべて見る
きらびやかな音創りや紡ぎ出される美旋律、見事な構成美のアレンジは前作から踏襲されており、スケールアップしたとも言える。対比法の様にダークな部分も効果的に使い、熟練の域に達している。ジャケットからも連想できる天上の音楽である。
泣きのツイン・ギター、巧みなアコギ、木管楽器、上手いヴォーカル、電子音コーラス、これら全てがキーボーディストの掌で舞っている様である。真の天才はキーボーディストだろう。
テクニック偏重主義では無く、シンフォニックに壮大な世界を描くポリシーは、正にプログレの王道である。文句無く★5つとする。
キューバから世界へ(2 拍手)
世我さん レビューをすべて見る
初めて聞きました。 キューバのプログレ。 昔から知ってるキューバ音楽はいずれもレベルが高く、そんな理由で期待してましたが驚きました。歌は英語で、リズムもキューバのイメージは無く、言われなければキューバのバンドとは思いません。フラワーキングの影響などあるのかどうか、キューバを飛び出し世界を見据えたようなスケールの大きい演奏です。 自由で力強いアレンジは少し冗長な部分もありますが、これも発展途上かキューバらしさか。地域性の枠を超えた作品だと思います。