モビー・グレープから、キャッチーでコーラスが気持ち良いシスコ産サイケを探求!
「サマー・オブ・ラヴ」の熱気を感じられるシスコ産サイケをピックアップ!
サイケデリック・ロック発祥の地、サンフランシスコ産ロックをピックアップ!
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盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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まだ聴いている途中です(1 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
去年の暮れに「ワウ」を買ったのです。独特の空気のあるアルバムで、これは傑作なのであろうと検索サイトを見たら、「サージェント・ペパー」崩れの駄作と書いてありました。バンドにとっての重要作はファーストなのである、と。あわててファーストを購入しようとしたら、どこにも売っていない。結局ファーストは、このコンピレーションに全部入っているのです。少し混乱しています。
まだ聴いている途中なのです。ゆるゆるとした曲調もあれば、性急なギター・ビートもある、とても人懐こい内容です。ところがこのバンド、美しいだけでなく、どこか危うさがあり、それが大きな違和感につながっています。わざと演奏をやめて「テイク2」と言って演奏し直したり、曲に関係ない音をわざと残していたり。「ラバーソウル」の途中であわててやめて「リボルバー」をやってみました、みたいな印象です。
モビー・グレープについて調べても大したことは出てこないんですよ。スキップ・スペンスの病気のこととか、マネージャーとの裁判沙汰のこととか、セールスの失敗のこととか。肝心の音楽は、ガレージ・ロックでもあるし、フォークでもあるし、サイケでもある、という少しくらっとするような振り幅の大きさを持っています。こうした音楽は、とりあえずまるっと暗記してから評価を下すことがいいようです。
というわけで、たまには聴いている途中の感想を書いてみました。聴き続けます。