DULCIMER/AND I TURNED AS I HAD TURNED AS A BOY
71年作、ファンタスティックなジャケも魅力のブリティッシュ・フォーク傑作
2,290円(税込2,519円)
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. ザ・ロコモーション |
2. Lenina Crowe |
3. (アイ・ノウ)アイム・アイム・ルージング・ユー |
4. ローズ・ガードル・ザ・グローブ |
5. (ドゥ・アイ・フィクアー)イン・ユア・ライフ |
6. ホエン・ザ・ガーズ・アー・アスリープ |
7. メイク・ミー・プロミセス |
8. ドゥ・ウィ・シー・ザ・ライト・オブ・デイ |
9. アズ・ファー・アズ・ドリームス・キャン・ゴー |
「どうしてプログレを好きになってしまったんだろう@カケハシ」 第四十九回 葛飾にカンタベリーを見た:なぎら健壱じゃないよスチュワート&ガスキンだよ 文・市川哲史
音楽評論家/ライターの市川哲史氏によるコラム「どうしてプログレを好きになってしまったんだろう@カケハシ」。今回は、スチュワート&ガスキンにおける60年代愛溢れるカバー選曲に注目しながら、デイヴ・スチュワートの人物像・ミュージシャン像を掘り下げます。
「どうしてプログレを好きになってしまったんだろう@カケハシ」 第四十八回 カンタベリーの「わらしべ長者」 文・市川哲史
音楽評論家/ライターの市川哲史氏によるコラム「どうしてプログレを好きになってしまったんだろう@カケハシ」。今回は、前回「産業ロック編」の続きから、スチュワート&ガスキンで一世を風靡したデイヴ・スチュワートに切り込みます!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ スレあり
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
わたしのソウル・ミュージック(4 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
わたしは「DAVE STEWART」という棚をつくっていて、そこには30枚前後のCDが収まっています。ところが彼はソロ名義で一枚も出していないのです。今気づきました。カンタベリーの黒幕として活躍していたステュアートが、はじめて奥さんのガスキンと共に表に出てきた活動で、それはもうセンセーショナルでした。このCDもコンピレーションという位置づけが正確で、シングルが売れて仕方なかったのでAB面合わせて売り出したものです。二人のマーケティングは当たりに当たっていて、かつてのポップ・ヒットを電子楽器「のみ」で再生、復活させたもの。懐かしいけど新しい、アクースティックだけど電子、というアンビバレンツな要素を統合した曲たちです。プログレ者というより、英国ポップの愛好家にとってどんぴしゃなのです。
この時期、シンセサイザーがデジタル、複音へと進化を遂げていて、ヤマハ、コルグ、ローランドの御三家が盛んに廉価版を売り出していました。ついに素人が手を出せる楽器になったわけです。しかし音源と変調方式が進化し、いかに生音に近くなったと言って、電子の弱みは消えません。ステュアートは音を知る達人らしく、アナログ・シンセの良さを残しながら、ギターの歪んだ音を出しています。名人です。そしてあったかい。これがポイントです。2023.03.02