紙ジャケット仕様、SHM-CD、09年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック1曲、定価2800。
ローマ法王の御前で演奏した初めてのロック・バンドと言えば?さながらEL&P『タルカス』 meets ヴァヴァルディ『四季』と言えちゃいそうなキーボード・ロック名盤☆
70年代にLE ORMEなどと並んで、イタリアン・キーボード・ロックの名盤を生み出したジェノヴァ出身バンドの73年作2nd。その内容は脱獄劇「パピヨン」をコンセプトに製作された、前作同様スケールの大きなコンセプト・アルバムとなっています。キーボード・トリオ編成と言うことでやはりEL&Pからの影響が色濃く、オルガン、ピアノを中心に、ベートーベンの「悲愴」やヴァヴァルディの「四季」を取り入れたクラシカルなキーボード・ロックや、コンボスタイルのジャジーなサウンドまで堪能することが出来ます。さらにはオーケストラを大きく取り入れたアプローチも特筆すべきものであり、壮大なバラードにおける管弦セクションのクラシカルな彩り、室内楽風の弦楽奏、ソロを取るヴァイオリンなど、やはりシンフォニック・ロックとして一級品ですが、実は哀愁に溢れたボーカルのメロディーこそ彼らの一番の個性であり、インターリュードとしてたびたび登場する物悲しい歌メロをはじめ、イタリアならではのメロディーメイクのセンスが際立った作品とも言えます。
LOCANDA DELLE FATE/FORSE LE LUCCIOLE NON SI AMANO PIU
イタリアン・シンフォニック・ロックの頂点に君臨する名盤中の名盤、77年作
1,490円(税込1,639円)
QUELLA VECCHIA LOCANDA/IL TEMPO DELLA GIOIA
74年作、クラシックの豊かな素養を発揮する美麗ヴァイオリンをフィーチャーした、イタリアン・クラシカル・ロックを代表する傑作!
950円(税込1,045円)
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. 組曲 パピヨン:序曲 |
2. 組曲 パピヨン:第一場 脱走 |
3. 組曲 パピヨン:第二場 市場にて |
4. 組曲 パピヨン:第三場 出会い~束の間の自由 |
5. 組曲 パピヨン:第四場 捕らわれの身 |
6. 組曲 パピヨン:第五場 裁き |
7. 組曲 パピヨン:第六場 変貌 |
8. 組曲 パピヨン:第七場 自由の世界へ |
9. 奇想曲 |
10. 悲壮:パート1 |
11. 悲壮:パート2 |
12. 悲壮:パート3 |
13. ストラクチャー |
14. 胸いっぱいの愛 (Bonus Track) |
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盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干スレ・インク汚れあり
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パピヨン(2 拍手)
ハチミツ牛乳さん レビューをすべて見る
人生劇場の音楽版のような作品です。前作の、受難劇をずっと愛聴してきましたが、今回このパピヨンを購入し、さらなる、ラッテ エ ミエレの愛すべきアルバムと共に歩んでゆきたい。ジャケットのすきっ歯、キュート