廃盤、紙ジャケット仕様、05年マスター使用、ボーナス・トラック1曲、定価2800+税。
カントリー・フレイヴァーはあるもののカラッとした感じはなく、淡く鳴らされるハモンドオルガンやメロトロンも手伝ってリリカルで端正な英国叙情に溢れています。
RIVERPOOL SCENE、GRIMMS、PLAINSONGへの参加や、GREENSLADE作品への参加、ツアーギタリストとしてウォール期PINK FLOYDもサポートするなどフォーク・ロック-プログレ・シーンを跨ぎ幅広く活躍した英ギタリスト/SSWによる70年1stソロ。FAIRPORT CONVENTIONのGerry Conway(dr)、GRIMMS〜PLAINSONGのDave Richards(b)、MSC他のGordon Huntley(g)、Carol Grimes(bv)、MIGHTY BABYのメンバーなど彼のフォーク・ロック人脈から腕利きが参加しています。そのサウンドは、彼が得意とするカントリー・タッチを交えた瑞々しくも軽快なアコースティックギターのプレイを軸にしたフォーク・ロック。カントリー・フレイヴァーはあるもののカラッとした感じはなく、淡く鳴らされるハモンドオルガンやメロトロンも手伝ってリリカルで端正な英国叙情に溢れています。自身による素朴で優しげな歌声も音楽性に素晴らしくマッチ。また、ソロアルバムながら見せ場のソロパートなどはほぼ登場せず、あくまでアンサンブルの一員に徹する自然体な姿勢に、裏方として多くの作品に関わってきた彼の職人気質を感じさせて好印象です。気心の知れた仲間とともに和やかな雰囲気の中でレコーディングしているのが見えてきそうな英フォーク・ロックの名品。
GERRY RAFFERTY/CAN I HAVE MY MONEY BACK ?
後にはAORシーンで名を馳せるSSWで、活動初期には「グラスゴーのポール・マッカートニー」の異名を取ったポップ職人、リリカルなメロディが溢れ出す71年ソロ作
1,432円(税込1,575円)
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