ECLEC2206(ESOTERIC) 【2010年発売CD】
デジタル・リマスター、ボーナス・トラック6曲。
ギリシャを代表するプログレ・グループと言える彼らですが、この69年2ndは甘くロマンティックなメロディ・メイクやメロトロンも用いた深遠なアレンジが光る、極上のサイケ・ポップ・アルバム!
誰もが知る世界のキーボーディスト、ヴァンゲリスがソロ活動を始める前に率いたのが、このAPHRODITE'S CHILD!メロトロンを深く用いた深遠なメロディック・サウンドは、一聴するとProcol Harumの「青い影」さえを思い起こさせるかのようです。こちらは69年リリースの彼らのセカンド・アルバム。鐘の音がメロディックなWake Upを初め、甘い旋律を得意とするサイケデリック・バンドと言えるでしょう!
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. IT S FIVE O CLOCK |
2. WAKE UP |
3. TAKE YOUR TIME |
4. ANNABELLA |
5. LET ME LOVE, LET ME LIVE |
6. FUNKY MARY |
7. GOOD TIME SO FINE |
8. MARIE JOLIE |
9. SUCH A FUNNY NIGHT |
10. I WANT TO LIVE |
11. MAGIC MIRROR |
12. LONTANO DAGLI OCCHI |
13. QUANDO L AMORE DIVENTA POESIA |
14. SPRING, SUMMER, WINTER AND FALL |
15. AIR |
舩曳将仁の「世界のジャケ写から」 第六十二回:APHRODITE'S CHILD 『666』
コラム「そしてロックで泣け!」が好評だった音楽ライター舩曳将仁氏による、第2弾コラム「世界のジャケ写から」。世界のプログレ作品より魅力的なジャケットを取り上げ、アーティストと作品、楽曲の魅力に迫ってまいります。
トゥインク『シンク・ピンク』から出発、メロトロン溢れる各国の幻想サイケ探求!
21年に紙ジャケリイシューを果たしたトゥインク『シンク・ピンク』から出発して、本作でも印象的に鳴り響くメロトロンをフィーチャーしたサイケ作品を見てまいりたいと思います!
MEET THE SONGS Vol.187『APHRODITE'S CHILD / 666』
本作は新約聖書のヨハネの黙示録をコンセプトに用いた作品となっており、ジャケットにはタイトルの「666(獣の数字)」に加え、13章18節の一文が英語で配置されていたり、曲名や歌詞にも「4人の騎手」や「小羊」など、黙示録に登場するモチーフが多数登場しています。 ヨハネの黙示録、獣の数字、なんだか重々しくて終末感が満載な雰囲気ですよね。そういった類の作品はちょっと・・・と思われたそこのあなた、少々お待ちいただけますでしょうか。
<BACK TO THE 1971>第15回:【番外編】71年に生まれたユーロ・ロック作品に注目!
今回は番外編、71年に生まれたユーロ・ロック作品を見てまいります。英米でロックが成熟していったこの時期に欧州各国ではどのような作品が誕生していたのか、是非チェックしてみてください!
「2枚組アルバム」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
「2枚組アルバム」というテーマで、様々な作品をピックアップいたしました!
「そしてロックで泣け!」第二十ニ回 アフロディテズ・チャイルドの「イッツ・ファイヴ・オクロック」
世間ではあまり知られていないが、聴いたら思わず涙がホロリ、もしくは嗚咽をあげて泣きむせぶ、そんなロックの隠れた「泣ける名曲」を紹介。お相手は、叙情メロディとネコをこよなく愛する音楽ライターの舩曳将仁。
ワールドカップ出場国を特集!ということで、日本とも対戦するギリシャのプログレをピックアップ!
芸術の秋!プログレの秋!
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思い出いっぱい、最初に買ったアフロディーテのLP(2 拍手)
らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
フォノグラムの廉価シリーズ、まだ背ジャケにライナーが書かれていなかった時代←わかる方は私と同じ昭和、昭和!、伝説のギリシャのバンドでした。実は666を探してたんですが(国内盤は独自のジャケ、欲しかったなぁ)すでに廃盤状態。〇〇シリーズの一環で本作が廉価再発されてました。
こちらを先に聴いてよかったと思います。タイトル曲の愛おしいメロディをいまだに口ずさんでいます。その後ベスト盤で本CDのボーナストラックになってるシングル曲”I want to Live”も聴いて、胸を撃たれました。ベスト盤持っていても、やっぱり持っていた方がいいですよ。これは絶対にユーロの至宝盤です。