廃盤、紙ジャケット仕様、04年24bitリマスター、定価2039+税。
ELPやEGGなどキーボード・トリオが好き? それじゃあ、もちろんこの作品も聴きましたよね?これぞブリティッシュな陰影に富んだオルガンが堪らんっす…。
ギターレスの編成ながらSteve Millinerの重々しく歪んだオルガンワークを中心に、重厚なブリティッシュ・ハード・ロックを紡ぎだしたグループによる69年作。スモーキーな匂いと、その時代性もあってかサイケデリックな色彩を感じさせるへヴィーなオルガン・ロックとなっており、ギターレスのハンディなど微塵も感じさせません。一方で、ピアノがリードするスローな楽曲では英国らしい叙情的なメロディーとジェントリーなボーカルが気品すら感じさせます。同年代のオルガン・ロックバンドであるNICEやEGGとはまた違った個性を放つ名盤です。
T2/IT'LL ALL WORK OUT IN BOOMLAND
70年発表、元BULLDOG BREEDのKeith Cross(g)と元GUNのPeter Dunton(ds)を中心とするブルージーかつヘヴィな英プログレッシヴ・ロック、文句なしの大名盤!
3,790円(税込4,169円)
72年発表、「英フォーク三種の神器」の一つ、ツイン・フィメール・ヴォーカルが美しいブリティッシュ・フォーク・ロックの傑作!
1,190円(税込1,309円)
VERTIGOレーベル発の70年1st、ピアノ/オルガン/メロトロン/ハープシコードを用いた絢爛なキーボードワークが冴えるクラシカル・ロック名盤!
380円(税込418円)
英オルガン・ハード、サイケ色の濃い69年デビュー作
69年発表、ロック・シーンの流れを変えた歴史的デビュー作!
英オルガン・ハードの代表格、70年作
当時サバスとも比較された黒魔術系ブリティッシュ・ロック・グループ、70年デビュー作
ジャケットはロジャー・ディーン、VERTIGOからリリースされた70年作、ユニークな曲進行が耳に残る個性派ブリティッシュ・ブルーズ・ハード
VERTIGOレーベル発の70年1st、ピアノ/オルガン/メロトロン/ハープシコードを用いた絢爛なキーボードワークが冴えるクラシカル・ロック名盤!
ソウルフルでグルーヴィーな英シンガー、マイク・パトゥ率いるグループ、名手オリー・ハルソール在籍、70年デビュー作
キーボード・トリオ編成のハード・ロック・グループ、レインボーがカバーした「Black Sheep Of The Family」収録の70年作、オルガンの響きがこれぞブリティッシュ!
70年発表、元BULLDOG BREEDのKeith Cross(g)と元GUNのPeter Dunton(ds)を中心とするブルージーかつヘヴィな英プログレッシヴ・ロック、文句なしの大名盤!
70年作、ロバート・フリップがゲスト参加、VDGGならではの暗澹たるエネルギーが渦巻く3rdアルバム!
EYES OF BLUEの後身、リリシズムいっぱいの極上英国ポップ!71年作
ELPというバンドを象徴する大作「Tarkus」収録、71年発表の大名盤2nd!
71年にB&Cレーベルよりリリースされた唯一作、巧みなリズム・チェンジで鮮やかに展開するプログレッシヴな英ハード!
VERTIGOレーベルより71年にリリースされた2nd、叙情性溢れる味わい深い英国ロックの名品
英アンダーグラウンド・ジャズ・ロック/ブルース・ロック、71年唯一作、傑作!
スティーヴ・ハウが加入、多彩なギターワークと複雑な楽曲構築性の導入によりYESサウンドを確立した71年3rd!
ELPやEGGなどキーボード・トリオが好き? それじゃあ、もちろんこの作品も聴きましたよね?これぞブリティッシュな陰影に富んだオルガンが堪らんっす…。
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実験に現れる正当なユーモア(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
ツチブタというバンド名で、カバー写真にもきちんとツチブタを連れた小人がいます。キターアンプを通したオルガン・ハードロックである「コッパー・サンセット」で有名で、わたしもその曲だけで聴き終えてしまうことが多いです。久々に通しで聴いてみましたら、気づくことがありました。
キーボードのスティーブ・ミリナーという人は、オルガン・ハードにこだわっていたわけでもありません。確かに多彩なオルガンが全体をリードしますが、マリ糞をンパや達者なピアノも味わいをプラスしています。特に「ベリー・ナイス・オブ・ユー・トゥ・コール」のジャズ・ピアノは聴きごたえあります。
9分を超える「ジ・アウティング−イエス」は、ピンク・フロイドのリック・ライトがよくやるサイケな音の洪水状態に似ています。つまり単なるヘビーロックで終わらせる気はなかったわけですね。デラム・ノバ・レーベルから出ているので、レーベルとしたら実験音楽として拾ったバンドかもしれないです。エッグもそうなので。ボーカルに弱さがあるんですが、メンバーの確かな演奏には唸らされます。